A.音は、振動ですが、その状態から次の3つに分けられます。
純音…単振動(振子の振動と同じで、もっとも基本的な単純な振動)だけによるものです。倍音を含みません。ラジオの時報の音、音叉(おんさ)などです。
楽音…規則性のある振動の持続により、いくつもの倍音を含んでいます。純音ではないもの。たとえば、旋律を演奏できる楽器の演奏(声も含む)などです。
噪音(そうおん)…規則性を認め難い振動による。短時間でその性質をはっきり知覚できないもの。たとえば、打楽器やピアノの弦を打った瞬間の音、物のぶつかる音、物のこわれる音、人間の声の子音などです。騒音は「聴きたくない音」で、全く別のものです。
(♭θ)