A.次の3つのスケールを繰り返すなかで、高低の音の発声の差をできる限りなくしていきましょう。音色をそろえることに注意します。その上で、新しく音程や音高の感覚を学んでください。
1.ドドド (同音) 2.シドシ (半音) 3.ドレミレド
その他にドミソミドや ドミソドソミドなどもよく使われます。伴奏につられて、少しずつ声域が拡がるようにするのが目的です。それでうまく鍛えられるようにするには、安定する音を中心に練習すべきです。つまり、7割方はできている声域内で少しずつ伸ばしていかないと、ただのどを痛めたり、発声にくせをつけるだけになってしまうことが多いのです。声域や使う音(母音、子音)、テンポなどに気をつけましょう。(♭)