A.先生や師匠の前座にもメリットとデメリットがあります。師の威厳や作風の傘の中でやるということは、おのずと客が師に似たものを求めるわけですから、本人も知らずと師に似ていくことを上達と思うということです。日本の多くの学ばせ方は、向こうのものやトップを真似させることですから、尚さら、可能性がなくなります。体、生き方、性格など一人ひとり違うのを無視し、一律にする全体主義的な風潮のなかでは、個性や可能性は欠点にして排除されるのです。
・向こうのようなことがやりたい舶来主義
・視界効果(ビジュアルや動き)に頼り、耳を無視する
・やり方をつくり やり方を継承する風潮
・他人と違うことをやり、同じものはいやだと思わない考え(♭)