2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧
A.固体発生と系統発生について学びましょう。 声帯は元々、声を出す器官ではありませんでした。進化も遅れていると思います。 DNAであなたも声も選ばれてきました。 今、生きている私たちは、皆、厳しい環境の中、生き残ってきた人類のDNAを受け継いでいま…
A.声がしっかりと体から出るようになり、顔面にひびいてきて、はじめて本当に英語(英語に限らず、外国語)らしいことばとなります。 発音よりも、声の感覚やことばの捉え方と表現の深さが、彼らとの大きな差であることを知ることです。体から豊かな声が出…
A.日本語は同音語が多いため、音をあてはめやすいわけです。たとえば、ある新しい語が生まれたとき、英語や中国語では、スペルや漢字を定めなくてはなりませんが、日本語はカナでそのまま表記できるのです。 これは覚えにくい数字の暗記などに使えます。ル…
A.日本語は発音の単位が少なく、どんなことばでも、すぐにどれかで合せられるから、小さな子でも、かなり正しく書けるのです。海外のことばでさえ書き写せます。逆さに読んでも同じという回文なども、このような日本語だからできるのです。(♭ф)
A.イタリア式発声の一つにRecitar candando(レチタール カンダンド)という発声法があります。これは発音を基礎として考える発声法です。イタリアの伝統的な発声法の一つでもあります。 「喋るように歌う」といった感覚ですが、これは言葉以上に難しいです…
A.ポップスを譜面にするととても難しいリズムになることが多々あります。レッスンで楽譜をもってこられるときに時々おこるのですが、楽譜通りに歌えないと間違えてしまったような感覚になる方いらっしゃいます。 確かに楽譜通りに歌うことは重要ですが、そ…
A.人間の目が前を向いてついているので、皆さん、前を意識することはとても上手です。そして声を出す発音器官が喉元にあるので、身体の上部の意識を多く使いがちです。ですので、大体の方が声を出すときは上・前のみの意識で声を出されてしまっています。し…
A. 声について、自分の抱いているイメージを書き出してみよう。 ・最も声のよいと思う人 ・声が悪いと思う人 ・声が変わっていると思う人(どのように) (Э)
A.話は、声を通じて伝わるものです。だから、声はとても大切です。声が聞こえなければ、どんなによいことを言っていても伝わりません。まず声量も必要となります。 次に大切な要素としては、声の調子、その高さ、柔らかき、その心地よさです。声の表現は、…
A. 声のトーンは、とても大切です。話の動きの部分、リズム、メリハリ、ノリの前に、まず声のトーンによって、私たちはその人の話を受け入れる気持ちになるかどうかが決まるからです。たとえば、怒ったりヒステリックになったりした時のトーンには、誰も関…
A.そういう人は私に「はい」と答えて欲しいはずなので、そのまま「はい」と答えます。こういう人に「わかりません」というと効果が半減するからです。黙っていると、心配して悪い方向にもっていきたがるからです。こういう人は、声よりもその態度、スタン…
A.声が態度が、次のように心持ちによって変化することを感じましょう。 自信をもって声を出す 緊張してあがって声を出す 力んで、声を出す 不安の中で声を出す(♭б)
A.“借金で首が回らない”といいますが、人間追い詰められると、本当に筋肉がこわばり、首が回らなくなるらしいです。すると声も、出なくなります。押し殺された声になります。 暗い声を元気なさそうに使う、スネたふりをする、子どもっぽい声を出す、これら…
A.韓国語や中国語には、強い息を使った発音があります。その意味では、日本語とは、けっこう異なる言語といえるでしょう。(♭ф)
A.特に、話すことになると多くの人がお手あげですね。これには、日本語のCV(子音+母音)構造と強弱リズム(ストレスアクセント)のなさが大きく影響しています。 たとえば、pick it、英語を母語とする人はピックイットとは言いません。カタカナでは4音節…
A.外国人は、「日本」をニッポンと4拍で言う感覚がないので、ニポンとなります。つまり、日本人が4つの音を均等に4つの拍においていくのに対し、むこうは、ジャ パンという二つの音で捉えるのです。 「日本の着物」が、ニポ(ン)ノ(ウ)キモ(ウ)ノ(ウ…
A.子供の頃にあまり有酸素運動をしなかったり、日常的に、ほとんど有酸素運動をしないと、胸式呼吸がうまく発達しなかったり、衰えてしまうことがあるようです。それでも、ヴォイストレーニングなどで腹式呼吸の重要性を知らされないままならば、細々と胸式…
A.体が柔らかい方が、声が出しやすそうだというのは、皆さん何となく想像できるでしょうか。実際に、体がこっていると、なかなか声は出しづらいものです。朝、声が出しづらいのも、体が硬いということも大きく関係しているだろうと思います。 朝はまず、体…
A.声楽の初期段階でよくテキストとして扱われる「caro mio ben」「Amarilli」は勉強を続ければ続けるほど難しくなります。それは、他の母音がよくなるほどア母音が難しくなり、アが響かなくなります。出だしがアから始まるこれらの曲はとても難しいです。難…