103.発音、ことばのメニュ
A.最初はゆっくりと発音をはっきりとさせてやってみましょう。あご、唇、舌などの発声器官を柔軟します。少しずつ速くしていきます。 口角をあげる笑顔トレーニング 「愛媛みかん」「キムチ」「チーズ」といってみてください。(♭ф)
A.軟口蓋あげて、舌を平にする (中央がくぼむのはよい) 舌の奥があがると、クネーデル (肉団子)といって、詰めた声になります。(♭ф)
A.胸の深いところで「ア、イ、ウ、エ、オ」と言ってみます。できるだけ長く均等に伸ばしてみましょう。ひびきや明瞭な発音よりも、確実にしっかりとした声として出すことを心がけてください。もっともうまくできる母音に発声をそろえていってください。(♭ф)…
A.二つの異なる短母音の連続したものを二重母音といいます。 日本語は、高低差(高低アクセント)はあっても、同じ強さで二音節として考えるので、母音二つと考えます。 それに対し英語は、最初の母音を強く長く大きく、二番目(第二母音、副音)は弱く、…
A./のついているところまで速く、//のついているところまでゆっくり言ってみましょう。 わたしの親は、/ここから遠く離れたところに//住んでいます(Э)
A. 母音ごとに舌のどの位置を意識して発音したらいいかということを図形化したものがあります。それに基づいて練習していくといいと思います。 まず舌の前方で発音する母音が「イ」「エ」、舌の真ん中は「ア」後方は「オ」「ウ」です。発音しながら舌の位置…
A.スローテンポのとき 難しい話をわからせる、信じさせる時、また、ゆっくりと「噛んで含めるように」話します。 難しい話(や箇所)、抽象的な話(や箇所)、数字・専門用語、初心者、外国人、メモやノートをとる人が多いとき アップテンポのとき 自慢話や相…
A.チェンジ・オブ・ペースとは、ペースをチェンジする、つまり調子を変えることです。重要な部分は力を込め、ゆっくりと言います。ゆっくりと言うことで重要な点であることを示します。 たとえば、聞いていると退屈するどころか、なぜかどんどん魅き込まれ…
A.「君をじっと見てるだけなんだ」 これを、語調(高低)、語気(強弱)、語勢(緩急、テンポの変化)、間(その前後の音の高さ)をいろいろと変えてやってみよう。 長い間の後は、やや高めに大きく入ると効果的です。これを「高出し」といいます。充分に気持ちを…
A.英語を勉強して英会話学校などにも行った人も多いことでしょう。それならば、日本語はどうしょう。習ったことはありますか。TVで外国人向けの日本語会話があります。「話し方講座」なども勉強になります。こういうことは、声に親しむことになります。 私…
A.演劇や朗読でもなければ、明瞭さをもって相手に伝え練習することはないかと思います。 日本語を明瞭に発音するに際して、基本的なことは、あいうえおの母音を明瞭に発音すること、そして子音の調音点を明確に理解し、実際に体現できることかと思います。…
A.相手に特に強く伝えたい言葉がある場合、すべての言葉を強く言うと、均等化され、逆効果です。そこで、特に意味をもつ大切な言葉、伝えたい言葉を強く言います。強く言うと大きく高い声になりがちですが、大声で言ったために、発音が不明瞭になったり、…
A.プロミネンスがあることで、どこにもない場合とも違ってきます。 いつも、どの語を際立たせるのかを、チェックしてみよう。たとえば、 「私は、今夜、角の喫茶店へ、友人に会いに行きます」 誰が行くのですか…私は いつ行くのですか…今夜 どこに行くので…
A.1.低く、弱くする 2.伸ばす 3.速くする 4.間をあける ここで、一つひとつ確認してみよう。 1.低く、弱く読む 次の言葉を、小さな声で読んでみよう。言葉の意味を強める気持ちを込めて音読する。 1)音もなくすうっと消えたんです 2)教室で自習をしまし…
A.声の調子の上がる時を「昇調」、下がる時を「降調」、平坦なのを「平調」といいます。実際は、この組み合わせで使われます。日本語では、イントネーションもアクセントと同じく高低です。多くの場合は、アクセントの高低関係に影響を及ぼしませんが、語…
Q.高低アクセントのトレーニングとは。 A.少し大げさに高低の区分けをするため<頭高型と尾高型>で言い分けましょう。 朝=麻、アナ=穴、籍=咳、足袋=旅、tuna(ツナ)=綱、鶴=蔓、都市=歳、訳=役。(♭)
Q.共鳴と母音との関係は。 A.母音は、舌の位置で口の中の空間を変え、フォルマントを変えて形成します。母音は、声としての楽器音といってもよいでしょう。吹奏楽器のように、特有の音色、長短、強弱、高低などを生じさせることができます。 「あー」と…