A.根本的に解決するには、声を自由に扱えるだけの体づくりから時間をかけなければなりません。高音に対するイメージ、感覚を徹底的に変えることも必要です。“やり方”でやるのではなく、“体を感覚が変わるまでトレーニングする”こと、つまり時間をかけることです。まず、高音に対するイメージだけでも変えてみましょう。音を高いと感じた時点で、体が固くなり力が入ってしまうはずです。音が高いほど重心を低く、声はぶつけずに体の底でしっかり声にするイメージを繰り返し描きます。ただし、これらは練習のときや、普段に行なうことです。ライブのステージ上で、声のことを気にするべきではありません。(rf) (「ロックヴォーカル基本講座」P75~78、クセをとることについて、同じテキストのP56~72をよく読んでください。)