発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q2589.本番で練習のとおりのことができません。

A.そのような悩みを抱えているひとは多いと思います。練習方法ひとつにしても、トレーナーに言われたことだけやるような受身ではなく、自分の頭で応用して常に自分にプラスになる練習を考えてください。
話を戻すと、本番のために練習として、5分声を出して15分一声も出さずに、15分後にいきなり曲を歌ってみる、というような、できるだけ本番と同じシチュエーションになるような練習をしてみるといいです。実際、声を出しまくっている途中でできるテクニック的な問題は、今すぐ目の前にあるステージではほとんど役に立たないものです。将来的には意味のあることであることももちろんありますが。常に、緊張感がありお客さんの視線が注がれている「本番」でどれだけ歌えるかがアーティストのステータスだということを肝に銘じてください。(♭∀)