発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.話は短いほどよいのですか。

A.立川談志師匠が、落語の「まんじゅうこわい」など一分間でできるといって、一分間でしゃべりきった。しかし、この一分間で師匠が引っ込んだら、客はあっけにとられるだろう。こういう場合は、話の内容だけではなく、その時間(15分とか60分とか)を楽しませてくれることを客は期待しているからである。

 テレビではOKでも、寄席や講演会場のように、客が足を運んで来るところでは、30分以下の語りというわけにはいかないだろう。もちろん、スピーチは別である。短くてよい。(Э)