発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2016-03-23から1日間の記事一覧

Q.「メロディでチェックする」とは。

A.「あおい」を次のメロディでいってください。(次回からは同じ) ドドド ドレド ドレミ ミレド ミミレ ミミド ドドシ ドシシ ドドレ ドミド(♭)

Q.「新三要素でチェックする」とは。

A.歌の三要素というのは、ことば、メロディ(音程)、リズムですが、私はさらに、この基礎に、音色、リズム&グルーヴ、息のフレージングの三つを伴わせることを考えています。そこにあるのは、息(深い息)の生み出す子音や音色とリズムともいえます。こ…

Q.「声の芯」「声になるポジション」をイメージするとは。

A.のどを開いて、発声となるポジションをとることを、私は声をつかむといっています。のど元の浅いところでひびかすと閉じてしまいます。意識的に浅いところをさけ、のどを鳴らさないようにすることです。(♭)

Q.声域を拡げるトレーニング

A.声域は、広がればよいわけではありません。要は、使いようです。厳密な再現性をもって、コントロールできるところだけが、歌に使える声域です。本来、かなりの自由度(音色、強弱、長短、高低、発音、フレージング)をもっていなくてはいけないのです。…

Q.1オクターブをきちんとした声で統一してマスターするためには。

A.その人の体でベターの声を見つけていくことです。まず、半オクターブを理想的な声にするのに、最初の期間をあてます。次にその間にトレーニングして、残りの半オクターブを身につけることを目標とします。そこで、どうやって声域と声量を確実に広げてい…