2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
A.腹から笑っているのが、もっとも無駄なく完成度の高い結果が得られます。へそ下三寸に意識をもっていきます。そこは、多くの人が思うよりもかなり低い位置です。力が入らない下腹部で、臍下の一点と言われます。腹を据えるところ、腹が決まるというところ…
A.生物としてみると、人も円柱で真ん中に穴が通っている。上から、口から食道、胃腸、肛門の管のことです。そのイメージで、声を出すという教えもあります。自分の体を樽やドラム缶のようにイメージするのです。オペラ歌手といえば、太っているというのがス…
A.出る息、吸う息、その一つの呼吸の間に生きるということ、命があるわけです。そこを大事にしなくてどうするのでしょうか。曹洞禅の根本道場、永平寺を訪ねたことがあります。なかなかに活気のある寺でした。
A.結果としては、入らない方がよいのですが、アプローチとしてはいろいろあります。プロセスにおいては、どんなことでもあってよいと思います。世の中には自分と異なるやり方、アプローチ、メニュを頭から否定する人、やってみて自分に合わないからと否定す…
A.もとは、腰痛を治すためにつくられた健康法です。特徴は、3秒で一気に吸い、3秒で吐き、手足にも力、さらに下腹部へ力を入れたまま4秒吐き、お腹をへこます。1回10秒で6回(2つのパターンを行う) 私は、他の呼吸法や発声法については、コメントは差し控え…
A.胸式呼吸と腹式呼吸は混在しているのですが、あえて分けて述べます。胸式は、ラジオ体操の深呼吸で、胸を広げて(胸部)息を吸うと、横隔膜と腹横筋でお腹はやや引っ込み、背筋がピンとなります。吐くと、両方の筋肉は働かず前のめりに背中が曲がりますね…
A.気が上げるのは緊張状態、浅く速く短い息、胸式、呼気が中心です。気が下がるのは落ち着いた状態で、深く遅く長い息、腹式、吐くのが中心でその逆です。
A.いくつか挙げてみますと、吐息―吸息、胸式―腹式(腹式―逆腹式)鼻呼吸―口呼吸、長い息―短い息、速い息―遅い息、深い息―浅い息など。
A.排気ガスや空気のよくないところでは、自ずと呼吸も浅くなります。そこで深く吸うようなトレーニングは健康上、お勧めはできません。早朝の新鮮な空気の中、ほこりのないところで行いたいものです。 芳香剤、消臭剤、洗剤、漂白剤、殺虫剤なども、影響され…
A.狭いよりは広い方が、天井も高い方がよいと思います。広さよりは空気です。クリーンさです。外気を入れて、自らの体が気持ちよく取り入れたくなるようにしましょう。呼吸をしやすい雰囲気で行うのが理想です。
A.私は、トレーニングは、一人で静かなところでコツコツと行うのが理想と思っています。しかし、充分にその時間や場がとれないことが多いなら、プラスにはならなくてもマイナスにならないように、トレーニング状態のキープの日常をセットするようにしていま…
A.プラーナは、プラー(前へ)とアンー(息する、動く、生きる)から派生したもので、前へ息をする、生命エネルギーというふうに捉えられます。
A.白隠の夜船閑話(やせんかんな)に「真人の息はくびす(踝)を以ってし、泉人の息は喉を以ってす」とあります。声もまた、しかりです。観息し、数息(すそく)する息をみつめて悟る。息を数える修行をするのです。
A.書道も香道も呼吸でしょう。歌を詠む、書いて水に流す、絵に描く、など。 尺八は呼吸の鍛錬になります。とはいえ、不立文字です。
A.円の呼吸、吐気での発声、そのキープ、停止から吸気とを一つの円のようにイメージするのです。急に声にしたり、急に声を切ったりしないということです。ぶつけたり、いきなり断ってはいけません。早く吸うよりも、早く入ってくるように、それも直線的より…
A.筋力でなく呼吸の力を使いましょう。吸うこと、吐くこと、止めることに意識を持ち、次に解放します。そして心や感情のつながりに意識をもっていくのです。深呼吸して、それをしやすい姿勢をとれたら、意識を離していくのです。
A.「出る息は出る息とよく知りよく覚れ。入る息は入る息とよく知りよく覚れ」(釈迦「大安般守意経」)これは、精神集中のための呼吸法としてですが。
A.「フゥー」は、世界共通の基本の声、リラックスのため息でもあります。
A.目的が違います。速く強い呼吸は、ストレスをかけて呼吸に関する筋肉を強化します。深い呼吸はゆっくりですから、リラックスしてメンタル面を改善し、呼吸のコントロールを習得するものです。真逆のようですが、トレーニングには両方とも必要だと考えてい…
A.口呼吸は、腹横筋が弛緩して使いにくくなるとか、腰椎を支えにくくなるとか、脳への血液量不足による働き低下、頸の緊張、固有感覚受容器たる筋紡錘に影響し、頸性神経筋症候群などに。これらは、めまい、ふらつき、うつにつながることもあります。
A.頭が前に出ると、舌根が下がり、気道が圧迫されます。口呼吸がしやすくなるのです。個人差はかなりあるのですが、一般的に、ということです。
A.つなげようとする、つながらない、止める、止めてみる、すると、ずっとつながりやすくなる、つながっている。そんな感じで、意識やことばにはなりませんが、それをとることでうまくいく。なるようになることが多いのです。 体から息を吐く、声にならない、…
A.浅い呼吸は、闘争状態で、それが必要なときもあります。これは、外敵や不安のストレス反応で、交感神経優位で副腎からアドレナリンなどストレスホルモンや心拍、血圧が上昇し、筋肉は緊張しているのです。
A.吸えなければ吐く、吐けなければ吸うことです。少し大きめに思い切り、口で難しければ鼻でもかまいません。どちらで吸ってどちらで吐くかは、あまりこだわらないでよいです。
A.大きく吸い過ぎると胸部が大きく広がりお腹がへこみます。そこで少し肩の力を抜いて吐くとお腹が膨らむのです。これを意図的に強調すると吐くとお腹が膨らむ、逆腹式呼吸となります。
A.下腹の筋肉群の使い方の名人は赤ん坊です。下腹部の収縮で内臓が上がり、横隔膜が太鼓の皮のように張る。腸腰筋、錐体筋、腹斜筋、腹直筋などですが、呼気にも体幹を保つ姿勢の維持にも欠かせません。 丹田呼吸法、肥田式強健法の肥田春光の正中心の呼吸法…
A.吐けば入ってくるので、思いっきり吐いてください、と言っても、吐けない人が増えました。運動経験や運動習慣が少ないと、筋力、柔軟性に乏しくなります。また、体幹部も硬く、体が使えないのです。無理は禁物です。少しずつ吐けるようになりましょう。
A.脳幹の根元の延髄が命じて、横隔膜が縮み、内膜が下がり、お腹が膨らみ、肺に空気が入ります。吸気です。その命令が止まると、お腹が元に戻り、横隔膜も上に戻り、吐く、呼気です。ぐっすり寝ている人をみてください。話しや歌は、吐気でコントロールする…
A.血流が滞っていると酸素、栄養と老廃物を交換できず、筋肉は硬く縮み、凝ったり張ったりする状態になります。それは、骨や神経を圧迫します。姿勢が悪いから、より血流が滞り、より血流が滞ると姿勢が悪くなるのです。 自律神経の交感神経優位で体の過剰反…
A.踵をつけてから、足の親指中心に、地面を握るようにして歩きます。砂浜で是非、経験してください。