2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧
A.声がきれいというのは、1つの素質であり、才能かもしれません。ただし、芸事は、それだけで成り立っているものではありません。声のきれいさで敵わなくても、あなたはあなた自身の強みを見つければ、なんとでもなるわけです。歌や歌手の条件は、声のきれい…
A.あなたの目的やレベルにもよると思います。確かに、好きな歌をつめていくと、思いが入ってやりやすいことだと思います。ただし、好きなのと、自分が強みにできるものは必ずしも一致しません。 嫌いな歌をいやいや歌ってはダメですが、なぜ嫌いなのか、好き…
A.有声音は、声帯の振動によって生じ、声帯が振動しないのを無声音といいます。ただし、声帯の振動しないささやき声でも、母音など有声音に聞こえさせることができます。発音に関しては、声帯でなく、構音の器官によって、つくっているからです。
A.これは逆です。ありがとうございますという言葉を何回も繰り返し、どんどん速くしてみてください。ありがとうございます。ありがごっざーす、ありざっす、あざっす、のように、変わっていくと思います。あざっすといっているわけではないのですが、そう聞…
A.あなたがそう思えば、それでよいと思います。それぞれの職業に必要条件があって、アナウンサーの場合は、正確に報道するということをもっぱらとしています。ですから、わかりやすい表現で、正しく聞き取りやすいように伝えるということが最優先されます。 …
A.芸事の世界は評価というのが難しく、あなたが単に独りよがりになっていて、まわりの方が見識がある場合もあれば、まわりがあなたの新たな世界を理解できない、ついていけないということもあります。だからこそ、一流の作品などから、その意味や歴史を勉強…
A.あなたの立場や目的にもよります。仕事であれば、まわりが求めることに最低限、応じなければなりません。 自分自身の自由な活動で行っているのであれば、自分がよいと思うものを押し出せばよいのではないでしょうか。
A.心地悪いよりは心地よい方がよいと思います。ただ、心地よいとはどういうことなのかを考えたときに、単純に相手の期待に沿うだけでは、本当の意味では、心地よくありません。 インパクトや驚き、予期すること、せぬことが、ちりばめられてこそ、人は、その…
A.いろいろな原因があります。なぜ、一本調子と判断したのかそこから考えてみるとよいでしょう。そして、そうでない歌っていうのは、何があるのか、どう違うのか、あなたに欠けているものは何なのか、勉強するなら分析が必要です。
A.表現ということからいうと、声も言葉も、しっかりと勉強することは、作品や自分の価値を高めるために有意義なことだと思います。私は声から考えますから、歌い手にも、発声や言葉での表現から勉強することで、歌につながることがたくさんあると思います。
A.あなたが必要だと思えば勉強すればよいと思います。 そもそも、日本語や歌というのは、それで通じていたらよい話であって、それ以上の必要性をあなたが求めるなら勉強すればいいし、必要がないのであれば、それでよいでしょう。
A.声帯にも喉にもよくないので、キーやテンポを変える、ブレスを増やすか、コントロールするなり、呼吸が間に合うようなところで、練習してみてください。ブレスを増やしてもよいから、ゆっくりめに歌ってみるといいと思います。
A.子供の頃なら、いざ知らず、大人になったら、それなりに質をよくすることを考えることです。そのために意識して集中することは欠かせません。短時間で充実したトレーニングをするということを目指してください。つまり、しっかりと、1回ずつきちんと整えて…
A.例えば、屈伸をするときに、腰だけをイメージすると、そこに負担がかかりますが、頸椎、胸椎、腰椎、これら背骨を全てしなやかに使うと思えば、楽に曲がるはずです。それだけイメージでのコントロールが大切だということです。
A.筋トレと呼吸とは必ずしも、よい関係になるわけではありません。背中や胸の筋肉を鍛えまくっている人も多いのですが、そうすると身体が過剰に緊張する状態になります。つまり、しっかりと吐けないまま、吸うことが多くなります。浅く速い呼吸になりがちで…
A.口呼吸の場合にそうなりがちです。硬い食物を食べずに噛む機会が少ないなども原因です。猫背の姿勢の場合、顎が後ろに引かれて、舌が口蓋から離れやすくなります。
A.舌は口蓋についているのが、定位置です。そうでない場合は、舌が下がっています。気道が塞がるので、呼吸機能が落ちます。また、頭部が前に出て、猫背になりがちです。無呼吸やいびきの原因にもなります。
A.酸素摂取量を増やすと身体によいわけではありません。 酸素をたくさん吸えばいいとか、胸いっぱいに空気を吸い込むことがよいというのは、その時の動きとして筋肉が動き、身体が柔軟になるという効果の方が高いからでしょう。 これは、肺に疾患があるとき…
A.呼吸の量が多すぎ、酸素を吸い込みすぎると、相対的に二酸化炭素の量が少なくなります。すると、アルカリ性に傾くのです。深呼吸で、たくさんの酸素を取り入れ、二酸化炭素濃度を下げ、アルカリ性にできるのです。 この状態は、あまりよいわけではありませ…
A.本格的に取り組むなら食べものからです。何を食べればよいということではなく、5大栄養素、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルを必要なだけ摂取することです。炭水化物の不足は、脳の必要とするブドウ糖の不足になりますので、特に注意しまし…
A.座ってばかりですと、歌っているときの姿勢を保持する腹筋群や横隔膜などの筋肉が衰えます。そのために、過緊張や疲労の原因となるのです。疲れると運動しなくなり、さらに弱くなるという悪い循環となるのはよくありません。
A.呼吸量とは、出入りする外気、つまり換気量のことを表します。これは、少ない方がよいのです。不健康な人ほどたくさん呼吸をしている、換気量が多いという捉え方です。
A.それは、そのための必要性があって、一時的になるわけですから、よいも悪いもないでしょう。ただ、その状態が、そうでない時にも、日常的にいつも続いてしまうのが、問題です。つまり、よくない呼吸の状態が慢性化して、疲れが取れないような状態になって…