2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧
A. カラオケなどで、そっくりだといわれても、歌唱しているプロの本人が来たり、もっとうまい人が来て歌うのを聞くと、同じものも全然、駄目に聞こえてくるものです。 相対的に聞いていることが多いので、確固たる判断基準を持つのには、それなりの修練を必…
A. だめな人の声を聞いて真似するよりは、ずっとよいことだと思います。また何もしないよりは早くうまくなると思います。後は、あなたの実際に出している声と、その判断基準がどうかということです。
A. 喉という、もって生まれたもので、そこまでにどのように使ってきたかということによります。その方法が合うか合わないかということにも、いろんな違いがあると思います。 人によってやり方も時間も全て本来は異なってくるものです。同じ方法や同じメニュ…
A. ヴォイストレーナーとしては、ご自身も、悪い声をあまり出さない方がよいと思います。もちろん、ご自分の活動があればなおさらでしょう。 年齢にもよりますが、若いうちに、そのような悪い発声を、たとえ見本でもやることは、喉にとても悪いことだと思い…
A. とても高い音や裏声などを使う場合には、切り替えがうまくないと、難しいといます。低音で使い慣れていくと、低音が出やすくなる分、高音が出にくくなります。その逆もあります。しっかりした声量で低音で歌うと、なかなか裏声などに切り替えにくくなる…
A. これも高音と同じように、どの程度のレベルのことでいうのか、どういう人なのかによって、違ってきます。出せないというのは、弦は張ると高音は出るが、ゆるめても低いところは出せないみたいなことのように、生理学的理論では説明されています。張りす…
A. 今は、小さい頃から声はあまり出さず鍛えられてないでしょう。それとともに、心身が鍛えられてない、何よりもそういう仕事をする人は、心身が頑強で声が大きな人が多かったわけです。 昔は歌手は、歌うだけの仕事だったのですが、今は、握手会をしたりMC…
A. どんなこともダメということはありません。それでよければそれでいいと思います。その後次の日に影響がなければ、あなたにとっては適量なのかもしれません。お酒によって心身がリラックスしたり、声帯がややむくんだりして、歌いやすい声が出るのかもし…
A. 大体はそういうものです。話声域から歌唱域に音域が移動すること、しっかりと長く話すほど、そちらの方が優先になり、歌への切り替えが難しくなります。歌の中の中低音から高音への切り替え、ファルセットとの切り替えなども同じです。言葉として伝える…
A. 軽く歌っているうちに、うまく収まってくるなら別ですが、原則としては、喉を休めることです。楽器が調律されてないところで、無理に弾こうとすると、楽器そのものが壊れかねません。また、その状態が長く続いたり、よりひどくなって結節などができたら…
A. 喉が疲れていると自覚があればまだよいのですが、大体うまく表現できるときは、ピークだと思います。私の発声からの判断では、すでにかなり疲れている状態です。このズレを意識できるようになれば、かなりのレベルだということになります。 その日、ベス…
A. 喉や鼻腔などに今までと違う状態が与えられたために、そういう感覚になる場合もあります。アルコールを飲んだり入浴時なども,です。それは、むしろ、危険なのです。そういうときは、敏感になっているので、ハイリスクハイリターンなのです。本当は喉を…
A. これも目的やレベル、その人の体質などによって大きく違います。参考例として、考え方だけ述べておきます。すごくハードな舞台が、舞台が1週間続いたら、2日3日しゃべらない方がよいでしょう。1日に集中してできるのは、90分くらいが限度です。厳しくい…
A. トレーニングでの負荷については、いろんな方向があります。自分が出せる声を高くする、大きくする、長くする、こうして心身に覚えさせていくわけです。 ただ、気をつけてほしいのは、向上させようとするのなら、アスリートの筋トレと違って、最も状態の…
A. 私は、トレーニングの前の説明として、ビフォーアフターで、今、無理なく使えている領域、トレーニング次第で、無理なく使えるようになる領域、その後もやはり無理して使う領域と3つに分けています。 声の高さや声量にも限界があります。その限界を広げ…
A. ケースバイケースであり、どういう効果を求めるかによっても違います。ただ疲れないようにということであれば、無理のない高さと声量が見つけられるでしょう。日本人は、電話でも人前で話すときでも、自分の出やすい高さよりは、高めに話します。人によ…
A. 自分で試してみて、そのほうがよければ、そうすればよいと思います。私は、ベストは唾液だと思っていますので、水はさっぱりしすぎると思いますが、蜂蜜は、糖分や粘つきで合いません。 飲食に関しては、いろんな人がいろんなことをいい、それも自分の体…
A. 水を飲み飲み、練習する人も、多くなりました。もし口の中が乾くのであれば、乾燥しすぎているのかもしれません。水を飲んでもすぐに体に回って声が出やすくなるわけではありません。むしろメンタル的の効果でしょう。必要なときの20分前ぐらいに、補水…
A. 自分で録音して聞いてみるのがよいでしょう。あなたが思っているよりも、声や語気が強く聞こえるのかもしれません。何かをいうときに、ゆっくりと呼吸をしてください。少し息を出してからいうのもよいでしょう。
A. 多くの人が、無理な高さで無理な発声をしています。声にするとか声をつくるのでなく、息を吐くように、すでに声になっているという状態が理想です。 これは、心身の状態がとてもよいときに、普通の人でも、何度かは経験できることだと思います。あるいは…
A. 声や言葉は、意図的に出すものです。息を吐いてとか吸ってとか指示されて出すときは、普段の呼吸と違います。その上で、それをしぜんに近づけたいのであれば、まずは自分がしぜんな呼吸である状態において、適当な声の高さと音声を選んでみてください。 …
A. 大きな声を出したが出せるような状況に、心身を持っておくことです。スポーツでいうと、全身を柔軟に使えるような状況に、整えておいてください。その上で、大きな声について、自分の出力とその効果を分析してみてください。むやみやたらに、大きな声を…
A. 裏声や小さな声で歌ってみるとよいでしょう。ハミングもお勧めです。少ない息で確実に響かせることを覚えましょう。息から声になる効率を最大限にするのです。多くの人にとっては、理想的にコントロールできる柔らかい声にすることは、なかなか難しく、…
A. 硬起音というのはハードアタック、つまり声門を強く締めて、息を強く吐くことによって、声にすることです。ですから、ハ行、特に、ハが、やりやすいわけです。 これを、声の出ない人に急に行わせると、胸式で絞り出すような声になり、喉を絞める人もいま…
A. 講演とかレクチャーについて述べると、昔は今の3倍ほど早かったと思います。この分野については、あまり知られていなかったので、たくさんの情報を与えなくてはならないと思っていたからです。声そのものを聞かせるために、結構、パワフルだったかもしれ…
A. 何を持って一流というのかは、芸術の分野では、とても難しいことです。時代や周りの評価もあります。芸能の分野では、技能であったり技巧であったり、インパクトや新鮮さ、衝撃なども含まれると思います。声そのものより、使われ方にもよります。 ただ、…
A. それぞれに感じることが違うと思うので、私が思うところで述べます。多分、聞いているうちに、声や言葉が気にならなくなるようなことです。最初は、よい声とか魅力的な声とか感じるかもしれませんが、長く聞いていても、疲れない声、声、むしろ、長く聞…
A. いくつかの理由があると思いますが、このことによって、姿勢や重心が定まったり、上体がリラックスします。骨盤底筋ほかの緊張することによって、発声に有利になることもあります。 つま先に体重をとか、お尻の穴を閉めなさいという注意がありますが、そ…
A. 喉頭が上がるのは、喉頭挙上筋によります。それが緊張します。舌の位置が上がり、共鳴腔が狭くなります。舌や喉にも力が入ります。硬い声、細い声、響かない声、生声、つまりは、喉声といわれる声になりやすいのです。
A. 絶対ということはありません。人にもよりますし歌い方にもよります。歌のジャンルにもよるでしょう。せりふなどでは、感情を表現が多いので、喉頭が上がっている場合の方が多いでしょう。高い音を出すときに、喉頭が上がって歌っている人の方が普通かも…