A.私は、全世界の音声の分野でベースは共通だと思っています。伝統や本物、一流を学ぶのは大切です。そこで人の心をどう動かしてきたかを学ぶことが大切なのです。技術や形式を真似たって仕方ないのです。アーティストというのは、時代を呼吸しなければ、新たなものとして生み出せません。その辺もクラシックと考え方が違うところです。
練習量は声や、歌、表現に反映されていきます。自分の歌がでてきたら、それだけ練習したということです。隠せないものです。だから、自分で自分をジャマすることをあまりやらないことです。いい加減な練習をやっていると感性が鈍くなります。伝わることをやることです。