発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q102.歌えるということはどういうことでしょうか。

A.私は、全世界の音声の分野でベースは共通だと思っています。伝統や本物、一流を学ぶのは大切です。そこで人の心をどう動かしてきたかを学ぶことが大切なのです。技術や形式を真似たって仕方ないのです。アーティストというのは、時代を呼吸しなければ、新たなものとして生み出せません。その辺もクラシックと考え方が違うところです。

練習量は声や、歌、表現に反映されていきます。自分の歌がでてきたら、それだけ練習したということです。隠せないものです。だから、自分で自分をジャマすることをあまりやらないことです。いい加減な練習をやっていると感性が鈍くなります。伝わることをやることです。