発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q1126.呼吸の練習をしていると、自分の肺活量の少なさを感じます。こつこつ練習してゆけば、肺活量は増えてきますか?それとも、あまり無理して肺活量を増やそうとしない方がいいのですか?

A.トレーニングを始めた頃というのは慣れるまで身体に力が入りがちで、ゆっくり息を深く吸うという余裕が中々なく、お腹が前に出る、ウエストの横が広がっていくなどの実感がつかめないかも知れません。また、普段話している言語による発音、発声の意識も大きいと思います。急には息が身体に入っていく感覚はつかめないかもしれませんが、しっかり息を吐ききっていく、そして無理に肺活量を増やすというより(肺活量そのものは増えないので)、今の状態をしっかり見つめつつ、レッスンの中で少しずつ自然さを持って実践していきましょう。(♭Φ)