2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧
A.音楽の流れを大切にしましょう。声をコントロールするのは、歌でドラマを起こすためです。ベースを安定させないと、思い切ったことはできません。戻れるところがあるから、遠く離れられるのです。冒険、挑戦、ファインプレーのために、どこからも瞬時に…
A.今の人たちは、ますます他人の話を聴いて、覚えて、考えて、対応することができなくなっているのではないでしょうか。そんな国での裁判員制度は成り立ちようもないとは、以前に述べました。でも、慣れていきましょう。(♯)
A.音響を考えた建築は、教会の司教室、オペラの劇場と、全世界にもたくさんあります。有名なのは、ロンドンのセントポール寺院の囁きの回廊です。 日本では、庭、苔庭や白洲、畳、襖、障子で吸音され、板の間、廊下は、反響します。そういうところで裁かれ…
A.母音の発音のしやすさはアエイとアオウの順なので、イエアオウかウオアエイが、共鳴からは、やりやすいです。アエイオウは、イーオが少しやりにくいだけで、よく使われていました。しかし、イやウは始めにくいので、アエイ、アオウにしてみましょう。ア…
A.少子化から始まり、幼い頃からの育ちの環境、教育の変化や精神と肉体の鍛錬のなさ、物理的に豊かな社会など。栄養の問題でも、農薬、添加物、環境の汚染、重金属(水銀、アルミ、鉛、アマルガムなど)、化学物質のデトックスと、問題山積みです。グルタ…
A.走るくらいでしょうか。でもカロリーを摂ればよいか、減らせばよいかではなく、栄養物が必要なので勘違いしないようにしてください。(♯)
A.トランペットやサックスこそ人の声と言う人もいます。声域に重なるというなら、チェロかもしれません。ヴァイオリンは、アラビアのラパーブ、中世のレベック、フィドルなど、弦を擦る楽器をもとにしているのでないかとされています。中国の二胡、モンゴ…
A.古代のギリシャ、ローマの詩は、今のような強弱より長短のモーラが主でした。ちなみにグレゴリオ聖歌も単旋律で、リズムは明確でありませんでした。(♯)
A.カリレオ・ガリレイ、ルソー、デカルトなど、調べてみるとよいでしょう。(♯)
A.人は原罪を負って生まれてくるというキリスト教社会では、懺悔や服役で、罪をリセットできるのに対し、日本人の好むところの性善説では、汚れないスタート、ゆえに失敗の許されない、再起しにくい社会がつくられるという考えもあります。ただし、禊(み…
A.アウグスティヌスの「告白」で、アンブロジウスの黙読の記録があります。声に出さないということは、周りからの隔絶し、個人を確立することにもなります。演劇は最初、観客参加型でした。それが見物客型となって、距離をとって沈黙して思考することが可…
A.真言マントラでは、意味よりも声の響きの力によるわけです。警蹕(けいひつ)での先払いなどもその類でしょう。魔法のことばはたくさんありますね。魔法だから、ことばとして意味のないのも多いのです。(♯)
A.わからないから私は続けているのであり、わからないからこそ、尊いものを、ありがたみを、神聖さを感じるのです。自分でわかるものなど大したことないからです。何をもってわかったというのかということも問題です。私がことばを使ってことばを超えたも…
A.最近は、すっかり無人飛行機として使われているのですが、元々の意味は、雄蜂です。変化のない接続音を表すこと、音楽につきものの変化を奪ったことで、空間的なアートにも使われています。そこから、宗教、環境音楽につながります。声楽は一声、多声問…
A.言うまでもなく、オーラルカルチャー、文字でなく声の文化で世界は長らく支えられてきました。語り部が詩や歴史を伝承してきたのです。日本では、古事記、万葉集の頃から調べてみましょう。もちろん、この100余年前まで再現できる音源の記録はありません…
A.詭弁家のソフィスト、ゴルギアスは、プラトンの対話扁にあります。万能の弁論術、これを声での説得力として西欧文明は成立してきました。それに対し、文字は時間を静止し、紙という空間に記していくことで、声の力をなくすわけです。(♯)
A.かつて、名前を知る、呼ぶなどは大変に重要なことでした。差し詰め、今の、電話番号を聞くことやメアドを知ること、いや、それ以上に大きな意味をもっていたのです。(♯)
A.「初めにことばありき」、人が人として認められることも、「光あれ」と、光も闇も総て、ことばにすることで存在するということです。(♯)
A.口から出したことばは、霊詞として効力をもったからです。開会宣言や宣誓など、いろんな宣言も同じですね。(♯)
A.「インシャラー」という曲は、インシャ アッラーと、アッラーの名を出し「神のご意見あらば」ということです。ユダヤ教では、YAVH(ヤハウェ)で、これは読めないため、アドナイ(主)を使うようです。(♯)
A.名前を呼ぶのは親しみの表れですが、呼び方によっては逆効果になります。いわば、名刺の扱い方と同じです。(♯)
A.口内の動きが悪いと鼻に抜けやすくなります。子守唄に、ねんねんころりよ、イタリアではニンナ ナンナ(眠ろ、眠れ)などというのが、子守唄です。ナ行が共に使われていますね。猫(寝子)の「ニャー」も眠りと関係ありますし。(♯)
A.江差追分をお勧めします。高度なところではイランの民族音楽、それ以外は、メリスマで調べてみるとよいでしょう。ハイレベルのもので耳を鍛えてください。(♯)
A.声を引いて(長く伸ばして)息の強弱で高低をつける独特の節回しは、ことばのフレーズから音楽になるプロセスのようで、原初的なイメージがあります。母音を引き、ゆる(揺らす)で動かす様は、ことばに技法の記号を加えた楽譜(博士譜)にみられます。…
A.モーツァルトの魔笛の、夜の女王のアリアを聞いてください。コロラトォーラは、ラテン語の「色彩をつける」からきています。声が彩やかにまわるのです。あとはレッスンに。(♯)
A.ことばに出すと実現するから、悪いことばを口に出さないのは世界でもよくみられます。咳やくしゃみも、あくびなどの生理現象ですが、よく魂と関係づけられます。それと通じます。(♯)
A.ハスキーな声もシャウトも、プロの声には芯が見えます。つまり、息の線でしっかりと演奏しているものに音色(声)がついたといってもよいでしょう。楽器としてののどの確保と使い方はできているのですから、他人の声の音色や出し方そのものを真似るのは…
A.本来、こうした声の応用は発声があるレベル以上にできて、そこでまっとうに戻れるところが確立してから、行なうべきです。一つの荒技ゆえに、決まるとファインプレーなのだと思ってください。素質やレベルによっては、やらない方がよい人の方が多いので…
A.構えをもち、直線的にとらないことです。 どの音もベースは、胸についたしっかりした声で、一つにして言えなくてはいけません。頭の音だけぶつけて声を出し、あとはあやふやで何を言っているのかわからない場合が多いようです。大きな円循環の流れのなか…
A.呼吸でとるのです。 ためは、声では練り込み、間は、無音、音のないところです。ともに呼吸の働き、その効果と切り離せません。忘れてはいけないのは、観客も皆、呼吸しているということです。 音楽のリズムは、奏でる側の呼吸です。それに聴衆を乗せて…