発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Q.ブレスが続かないのですが

A.ブレスが続かない場合、原因としては、2つのことが考えられます。 まず、呼吸のコントロールが上達していないことです。日常的に、ある程度の有酸素運動や、ややハードなスポーツなどをしている場合は、肺活量としては問題がなくても、発声時の呼吸のコ…

Q.「アイウエオ」と「イエアオウ」は、どちらを発声練習に使うとよいですか。

A.舌がスムーズに動くのは「イエアオウ」の順です。その順で下の盛り上がる位置が変わるのです。イー、アーウの3母音の3角形です。(♯)

Q.人は、3ケ月で生まれ変わるのですか。☆

A.人体の98パーセントは、1年で入れ替わり、それぞれ、場所による違いはありますが、5年で全てが変わるそうです。(♯)

Q.DNAのプランとは、どういうことですか。☆

A.成人になるまでに、45回の細胞分裂、その41回までが胎児のときだそうです。(♯)

Q.日本人はやさしいのですか

A.水に流すことです。怨念でさえ、理解して慰めて鎮めるのです。盗人にも3分の理、村八分、排除しないのです。(♯)

Q.日本語の柔軟性とは。

A.「あ」に「゛」がついても通じる。アルファベットでは、こういうことはないでしょう。(♯)

Q.人は、そのまま仏になれますか。☆

A.「衆生本来成仏」(「坐禅和讃」白隠)「即身成仏」(空海) これは、梵我一如、宇宙と一体です。(♯)

Q.トレーナーには、体を中心にみる人と、プロデュース中心にみる人がいるように思います。

A.トレーナーの中には、声しかみない人もいれば、プロデュース(ステージ)の視点からみる人もいます。相手に合わせて心技体とトータルにみる人もいます。声しか見ない人は、声以外のことはプロデューサーなどに任せています。ある意味で、その人の才能に…

Q.声は基本の力がないと使えませんか。

A.基本のない声で、応用した効果をメインにすると、その人のルックスや他の能力に多くを頼らざるを得なくなります。基本にどこまで求めるのかは、かなり異なるものです。それも考えましょう。 あなたに声のこととともに、あなたの声のあるべきイメージを膨…

Q.研究所での立場を教えてください。

A.今、私は、できる限り、他のトレーナーや他のプロデューサーに任せています。私がみるのは、その人に何が「オン」できるか、それはどうしたら見極められるか、そして「オンする」ためにどういうメニュを処方すればよいか、どういうトレーナーをつけるか…

Q.声で感情はわかるのですか。☆

A.声は感情、精神状態がもっともよくわかる指標です。感情の内容を映しだします。ソフトバンクの売り出したPepperにも、私が研究に伺っていたAGIの声の感情分析のソフトが入っています。(♯)

Q.韓国には、独自の呼吸法がありますか。☆

A.借力(ちゃくりき)、力抜山のは、精素学の考えに基づき、呼吸法で神経を鍛えるものでした。(♯)

Q.技術とは、つまりは、何でしょうか。

A.技は、応用、ステージであり、術は基礎、日常とも捉えられませんか。(♯)

Q.ピタゴラスの音楽理論に興味があります。☆

A.ピタゴラスが音程に気づいたのは、鍛冶屋のつち音での共鳴からだそうです。そこから竪琴の弦で確認したのです。音楽医学の創始者でもありました。そこから天体へ宇宙コスモスの「天球の音楽(和声)」をつくったのです。(♯)

Q.障害者の演技を学びたいです。☆

A.映画「レナードの朝」は、神経科医オリバー・サックスとパーキンソン病患者の交流を描いた実話です。彼は、音楽療法を治療に用いていました。他に「レインマン」や「ギルバート・グレイプ」「カッコーの巣の上で」など。サヴァン症候群、共感覚、自閉症…

Q.声による治療について、知りたいです。☆

A.母音発声で、体の分子細胞の振動調整、呼吸と声でトーンを長く伸ばす。特定部位への声かけと共鳴などがあります。声で苦痛、不安を除去することもできます。トラウマを除くのに意味のない声(母音の響き)などを使うこともあります。呼吸を深く使うこと…

Q.ヴォイトレは、声以外のことにも有効ですか。☆

A.声の問題は、人生や生活、今の生き方を象徴しているものです。つまり、声だけの問題ではなく、声よりも、その背後にある問題を解決する方が、根本的、かつ早いこともあるのです。本当にヴォイトレをしていると、声そのものの事よりも、その背後にあるこ…

Q.わかりやすい共鳴はありますか。☆

A.例えば、大から小までのシンギングボールがあります。音響や共鳴をわかりやすく実感できます。(iTunesでも聞くことができます)PCソフトの画像で説明することもあります。倍音や共鳴の音色、持続での変化までわかります。(♯)

Q.グレゴリオ聖歌のようなものは、他の宗教はないのですか。☆

A.イスラムの神秘主義スーフィズムの呼吸と詠唱に学んだことがあります。倍音で癒しを感じることができます。スーフィでは、6つの聖なる母音があります。体の下からラーム、ヴァーム、ウラーム、ヤーム、ハーム、オームとすべての音です。(♯)

Q.レッスンが本当に身になるため、気をつけることは何でしょうか。☆

A.最初のチェックの厳しさと半年や一年ごとの見直しが大切です。(♯)

Q.アキレス腱を伸ばす、あのふくらはぎのストレッチはどうなのでしょうか。☆

A.それは腸腰筋にも効きます。ただ、骨盤を前に動かしながらやりましょう。(♯)

Q.息の速さでメリハリをつけると言われました。☆

A.息の吐く速さと動きは、連動します。ボクサーはシッシッと言いつつパンチングします。(♯)

Q.トレーナーが丁寧に判断できるのは、本人もできるからなのか、たくさん見慣れているからなのでしょうか。☆

A.プロスポーツの解説者は、経験からスキャンすると言われています。アナウンサーは、たくさん見てきているから詳しいのですが、スキャンの細かさは経験者にかなわない、つまり、みえている分だけで、みえていないところは読み込めないのです。ピッチャー…

Q.言語によって音数はどのくらい違うものですか。☆

A.母音、ハワイ語、ロトカス語(パプア・ニューギニア)は5つ、コイ語(ボツワナ)12~13に二重母音8。子音は、それぞれ順に8、6、47に加えての舌打ち音78、合計すると、それぞれ13、11、140超の大差です。(♯)

Q.腰痛は、発声と関係ありますか。☆

A.脊椎を支える靱帯、椎間板、筋肉を悪くしていくのは、だらしない姿勢で伸び切り、腰椎の間接を支えられず、椎間関節が過剰に働くからといわれています。左右のバランスの崩れは、これまで右を向いていたら左を、右に物を置いていたら左に置くとよいです…

Q.「学ぶためには環境と習慣を変える」とは、どういうことでしょうか。

A.できれば、毎日、同じ時刻に自分の声や心身の調子をチェックしつつ、もっともふさわしいメニュを組んで、ローテーションをこなしていくということです。声が出せないときは、聴音と体づくり、息づくりのブレストレーニングを中心としましょう。大きな声…

Q.声を出せる場が欲しい。

A.防音で声を出せるところがあれば、ありがたいですね。防音スタジオも売れています。カラオケBOXでもよいでしょう。音楽スタジオを安く利用できたら最高です。(rf)(♭)

Q.ヴォイストレーナーにつく意味は、一言で何でしょうか。

A.とにかく第三者の前で声を出し、聞いてもらうためです。(♭)

Q.ピアノは、もっと高い音を出せるようにつくれないのですか。☆

A.ピアノの右端は4200HZの基本周波数で、そこ止まりなのは、人が4000~5000HZ以上では、高さはわかっても音程(メロディ)がわからないからです。(♯)

Q.なぜ、楽器の練習はヴォイトレの後に、と言われるのですか。☆

A.発声を経験していると、見るだけ聞くだけでも筋肉の電気活動変化があるのです。(ミラーシステムなど)つまり、楽器でも喉は疲れるからです。働く部分の機能と脳部位の関係などの研究は進んでいます。(♯)