08.リズム/リズム感/グルーブ
A.「1と2と3と4と1と2と3と4と」で4拍目裏のとが次の1とタイでくっついてしまうと、「1と2と3と4と(1)と2と3と4と」で、もっとも強かった次の(1)が発されないため、弱が続きます。それでは全体をひっぱれないので、4の裏の「と」…
A.時計は「チッチッチッチッ」と動くのに、私たちはチクタクチクタクと強弱に分けて捉えます。チクが強くタクが弱く捉えられるために、チクチクチクチクにならないのです。「1と2と3と4と」の4拍では、1拍の(1、と)で1が強くなり、1、2、3、…
A.言語の?でも欧米人は最初が冠詞ですからアクセントがありません。日本語は1音目がとても大切です。より大きく出すのには大きく吸うことが必要です。 吸うときに、アップビート感、つまり羽で上へいくような上昇感(「上拍」)がでます。それがダウンビ…
A.アップビートは英語で、元来はアウフタクトのことです。弱起、はみ出しスタートを示します。(♭θ)
A.第1拍目からはじまる曲を、強拍からはじまるので、強起といい、第2拍目など弱拍からはじまる曲を、弱起の曲といいます。アウフタクト(上拍)は、拍子の第一拍以外の拍をよびます。指揮をするときに、第一拍目は上から真下に振り降ろします。元々、上…
A.1、2小節を1ブロックのリズムパターンで捉えるようなトレーニング8ビート2小節で1パターン。まず、手(カウベル)で打ってから、メロディに合わせましょう。2、メロディをキープしながら伴奏を聴くトレーニング3、伴奏のいくつかの流れを同時に聴…
A.フレーズの反復が、音楽を盛り上げます。ここではそれぞれ分けて考えてやってみましょう。1、語のウエーブ2、構成のウエーブ3、形式のウエーブ たとえば、メンフェスR&B ニューオリンズ・サウンド ロックなどを聴いて、その音圧、ヘビーで太い音、…
A.ドラムでは、1拍目の頭にバスドラ(ベードラ)がきます。が、8ビートで入る、スネア・ドラムの2、4拍目を意識するとよいでしょう。グルーブ感にもいろいろとあります。それぞれ感じ分けてみましょう。膝のクッションで感じる足の重みで感じる腰に感じ…
A.グルーブとは、のりのことです。リズムには、グルーブ感が必要です。これは人の体の動きにつれてビートに生じる一定の歪みを指します。これが効いていると、心が踊り、グイグイひっぱられます。おのずと勢いがつく感じがします。体に感じるように動いてく…
A.2ビート…行進曲に多く、マーチに多い。例「聖者の行進」4ビート…ゴージャス、アダルト、アンニュイ。ジャズではシャッフル。8ビート…童謡からロックまで。例「大きな栗の木の下で」16ビート…ノリノリでスピーディ。フュージョン、スローバラード。3拍…
A.3連系は、1拍の間に起点の3つある3連音符で構成されているリズムです。4拍子なら「タタタ、タタタ、タタタ、タタタ」です。(♭θ)
A.8ビートは、1拍の間に2つある8分音符で構成されているリズム「いち」「とお」「にい」「とお」「さん」「とお」「よん」「とお」16ビートは、1拍の間に4つある16分音符で構成されているリズム「いちとお」「にいとお」「さんとお」「よんとお」4ビ…
A.ビートにグルーブは存在しません。ビートにグルーブのようなニュアンスをつけたものがリズムといえます。(♭θ)
A.パワーは、力でなく、スピードで出すものを知ってください。ゴルフのスイングでもそのようです。ムチ、釣り竿なども、先端へいくに従い細くやわらかいでしょう。ハンマーでなくムチのしなやかさこそが、ビートなのです。水泳のビート板は、バタ足でムチの…
A.ビートとは、「ビートが欠ける」とか「強烈なビートで」などと使います。拍、つまり動きの中核を捉えることです。ビートとは、1拍と1拍との間を何音符に細分化しているリズムかを示すものです。1拍のなかに起点となるポイント(打点)がいくつあるかと…
A.動きには、跳躍感が必要です。ジャズではスイングといいます。その感じを体に入れてみましょう。そのことば通り、ジャズのスイングも参考になります。欧米のリズムは跳躍、足でのステッピング中心で、しかも上下動の動きです。それに対し、日本は、擦り足…
A.ミュージシャンになったつもりでやります。1、外国人になったつもりでやりましょう。2、リズムのメリハリをつけるために、最初は強拍はしっかりと強調してください。3、ことばがブツ切れにならないようにします。4、音の流れの途中から入るようなつも…
A.裏拍については、なわとびを考えてください。ピョンピョンピョンピョンでなく、ピョン(トン)ピョン(トン)ピョン(トン)ピョン(トン)と小さくはねてリズムを整えます。そのトンが裏拍の感じです。(♭θ)
A.ABABABABで、まずA(表)を強調、次にB(裏)を強調して言ってみてください。メトロノームの4拍を聞くと等しく聞こえますが、強弱の交互で聞こえるようにしてみてください。(♭θ)
A.日本人は、1)のように捉えますが、2)のように捉えられるように鳴らしていきましょう。1)ダーンタ ダーンタ ダーンタ ダーンタ2)(タ)ダーン タダーン タダーン タ(ダーン)欧米人には、ポピーと聞こえる救急車が、日本人にはピーポー(高低)と聞…
A.4分の3拍子とは、基本のビートが4分音符で、それが一小節のなかに3つ入ります。譜面も、それに基づいています。つまり、大きく2つでそれぞれに3つです。そこからフレーズを8分の6拍子に変えて、つまり3つがベース。感じて歌ってみましょう。8分…
A.拍とは、時間の流れ、時計の何時何分という時間ではなく、宇宙の空間が膨張している間、物事が起きている現在をある間隔で刻むことです。その一つひとつの刻みを長さの単位としたものが拍で、その1刻みを1拍といいます。拍子とは拍の上にのって動く拍の…
A.拍子を手でとり リズムを声でとります。イチ、ニイ、サン、シイ 手で打つ声でとる声でとる手でうつ 足でとるー楽器でとるータクト指揮棒でとるー心でとるー (♭θ)
A.2拍子 心臓のドックンドックンが(2拍子)2/2です。アフタビートは、それに逆らう興奮のときの感じになります。ドキドキ、ドクドクドクドク(2拍子)2/21)+2)で(4拍子)4/4となります。 時計は、チッチッチッと音を発しているのに、私…
A.2拍子 心臓のドックンドックンが(2拍子)2/2です。アフタビートは、それに逆らう興奮のときの感じになります。ドキドキ、ドクドクドクドク(2拍子)2/21)+2)で(4拍子)4/4となります。 時計は、チッチッチッと音を発しているのに、私…
A.拍には、音楽の動きを前に進めていく働きがあります。日本の伝統音楽、アフリカの民族音楽などは、必ずしも均等な時間の単位(拍)では動いているわけではありません。私たちは拍子というと、拍子つまり、3・3・7拍子のように、間を意識してしまうわけ…
A.強く感じられるところを強拍、その他は弱拍とよびます。beat/metre、metterこれが、強弱のくり返しなら2拍子、強弱弱なら3拍子です。この二つが基本で、2拍子が二つくみ合わさって4拍子です。これらはすべて単純拍子とよびます。そして、これらの1…
A.鳴りっぱなしの目覚まし時計より、ピッピッというデジタルアラームが耳ざわりなのは、ある音のくり返しや、音と音の間に“間(ま)”があってはじめて、人は音を感じるわけです。これを一定の感覚で区切ったのが、拍です。これも、「ズンズンズン…」ですと…
A.リズムとは、時の流れを切りとる刻みです。たとえば、音が鳴りっぱなしのなかにいると私たちは慣れて何も感じなくなります。日本人は、一つの音の伸びた変化を楽しむようです。伸ばしたところほど歌われているように思うので、伸ばしがちです。その根底に…
A.パルスを細かくすると、引き締まり、リズムがより正確になります。だいたい、とろうとするくらい拍の倍で刻むとよいでしょう。ドラムの人は16ビートの表くらいで刻んでいます。どう刻むかで、同じリズムでもかなり感じ=ニュアンスが変化するわけです。