A.男性と女性の声の差は、およそ1オクターブですが、男性が得た1オクターブ低い声は、男らしさ、強さの象徴でした。
聖書には、アダムの肋骨からイブが誕生したとありますが、もともと女性から男性が派生しました。
声帯も女性のものが男性性を得て、変じてのどぼとけの隆起となったといわれます。そこに、性差の象徴の声としてのセックスアピールを感じる人もいるのではないでしょうか。声にしびれる女性は、昔からいました。低く太い声が男らしくモテました。
女性と同じような声では、声をかけても女性は振り向いてくれないので、雄が雌に声をかけるという、生物界の掟(例外もあり)によるものといえます。
でも少しずつ変化して、ほぼ男女で1オクターブの差まできたところでストップしたのは、きっと神様が男女のコーラスでハーモニーができるようにしたのでしょう。(♭ф)