A.声を出す時の口の形に注意してください。鏡を見てほしいのですが、まず普通に話してみてください、そして歌ってみてください。口の形が変わっていませんか?声がこもる原因として、下あごに必要以上に力が入っている可能性が考えられます。鏡で口の形が話しているときと同じになっているか確認し、また顎の下の柔らかいところに手を当て歌いだしたときに硬くなってないか確かめてみてください。始めは声が小さくなったり、かすれたりしてもかまわないので、とにかく力まずにできるところを探してみてください。この訓練をしているうちに段々と声はこもらなくなっていきます。 (♯Ж)
A.可能性としましては、舌根の力みが考えられます。動物で、声のこもっている鳴き声を聞いたことありますか?・・・あまりないことと思います。おそらく人間には、高度な心理と高度な言葉を持ち合わせてしまい、発声時の際に舌根・喉元・胸元に力みの入りやすい発声を持ち合わせてしまったと思います。
しかし、赤ちゃんの時はそうではありません。声のこもった赤ちゃんの鳴き声を聞いたことはないと思います。
舌根の力みを軽減する練習方法の一つに・・・舌根(舌の奥)から思いっきり舌を前に出しながら発声してみてください。たいがい発声時に舌を前に出し切れなかったり、声がしっかり出し切れないかと思います。・・・これは普段舌根を力ませながら発声しているからです。舌を奥から思いっきり出すことによって舌根が力まないようにする練習方法です。この練習で発声がスムーズにできるようになると、声がこもらず前に響いてくるはずです。この時の喉の奥の空間感覚と息の通り道、共鳴の感覚を普段の発声時にも応用すると、地味に地味に問題が解消されます。
他にも鼻腔にダイレクトに共鳴させるなどの練習方法があります(♭Д)