2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧
A.喉が痛くなるような声の出しかたは、絶対に避けるべきです。血が出たようならば、早めに耳鼻咽候科にかかって下さい。その喉が痛くなる練習を続ければ、声を失うのは時間の問題です。シャウトは、声の出しかたをきちんと習得するまではあまり勧められま…
A.最初のうちは、長く吐けず、浅くなってしまいます。かといって腹式ばかり考えるとリラックスができない人が多いです。骨に息があたるような音を出しながら、なるべくゆっくり吐いたり吸ったりしてみてください。最初は難しいですが、舌のリラックスなど…
A.皆さんは音楽大学と聞くとクラシック専門で、どことなく優雅なイメージがあると思います。しかし、その音楽大学も変わりつつあります。クラシックが主体なのは変わりありませんが、以前と違いミュージカル科、ジャズ科、ポップス科といったこれまでにな…
A.我々歌い手は体が楽器です。音そのものがでる器官は喉の声帯ですが、それ以外にも大事なものはたくさんあります。声帯は楽器で例えるなら管楽器のリード、弦楽器の弦と同じものです。しかし、それだけではよい音はでてきません。楽器本体があって初めて…
A.ヴォイストレーナーの生い立ちはさまざまです。当たり前の事ですが、これが指導に大きく関わってきます。発声に関する書物などは読んだこともない人もたくさんいます。書物しか読んだことがないのに、実際にあまりトレーニングを受けたことのない人もい…
A.体が楽器である以上、体がしぼめば声もしぼみます。どんなに長いフレーズを歌おうとも高い音を歌おうとも、体がしぼんだりしてはいけません。自分の一番よい声がでる体勢をキープしてください。(♭Σ)
A.練習がとても調子がよく、声がどんどん出ていると、嬉しくてつい長時間練習することはないでしょうか?調子がいい時はついたくさん歌いたくなるものです。しかし、次の日に疲れが出て出なくなったりもするということをわかっておいてください。出ない時…
A.ヴォイストレーニングで大切な事は、自分と対話することです。トレーナーの指示や、書物で得た知識を使って実践します。そのときに、自分はそれをどう感じたか。トレーナーや、周りの人の反応はどうなのか。実際に出ている自分の声を、オンタイムで聴く…
A.たとえば、ピアノで支えを抜いてしまうと、つづくフレーズでフォルテがある場合にクレッシェンドができません。声も息漏れ声なので、声帯をピンと張る状態を作るのに難しくなります。できるだけ小さい音の時も、というか小さい音ほど体の支えをしっかり…
A.好きなアーティストの曲で、コピーしたい曲が低すぎたり、高すぎる、よい練習にならないと思います。発声スタイルを崩したり、なかなか声が自然に出るようにならないのは、そのような原因からくる場合が多いです。プロになりたい人は無理なコピー曲を練…
A.正しいフォームで歌うと長時間でも長持ちするようになります。しかし、人間は機械ではありませんから、どんなにキャリアのある人でも長時間歌っているとフォームは多かれ少なかれ崩れていくものですし、フォームが崩れると声帯に負担がかかってきます。…
A.満腹時は、胃にたくさん入った食べ物が邪魔して横隔膜の動きがスムーズにいかないものです。満腹時に声を出してもなかなかうまくいきません。強引に大きな声で歌ったりして喉に負担をかけるよりも、数時間空けて練習したほうが良いです。もしくは満腹に…
A.腹式呼吸という言葉があまりにも先行しています。これだけがいい声を出すための唯一のメソードだと思わない方がよいです。深い声が出せている人でも、声が一本調子で音質が暗くこもってしまう、という症状を抱えた人がとても多いのです。母音を発音する…
A.本番で緊張してうまく歌えない、練習ではできるのに呼吸が浅くなって息が続かない、という経験はよくあると思います。プロでも若手の頃は、舞台の大きさによっては緊張しますし、失敗する事もあります。ただ、失敗を最小限にするためには経験がものをい…
A.高い音はテクニックがあれば誰でも習得することが出来ます。しかし、もともと音域が高い人の高音と、低い音域の人が出す高音は、質が違ってきます。チェロにはバイオリンのような音質の高音を出すのは不可能で、人間も同じです。例えば、小田和正さんが…
A.フレーズの最初はいい声が出るのに、途中から気を抜いてか、息がキープできず声のボリュームが落ちてしまう人はとても多いです。フレーズは、最初と最後が最も大切です。最後の語尾がしっかり支えられて終わると次の息を取り込みやすい(息継ぎがしやす…
A.呼吸のトレーニングは大切なことです。しかし、呼吸のトレーニングだけしていれば声が育っていくわけではありません。声は声帯で生まれます。声帯やその周りの筋肉の複雑な動きによって、高低、強弱、裏声や地声などを使い分けることができます。声帯を…
A.マイクを使わない声楽という枠の中での事ですが、近くでとても立派な声を出している歌手が、ホールの一番後ろで聴くと・・・あれ・・・声が出てないな、など感じるときがあります。逆に、世界でも一流の素晴らしい歌手を近くで聴くと、思ったよりも声が…
A.声はピアノなどと違って、メンタルなことでも声が出なくなってしまいます。もし、ストレスなどたまった状態で、トレーニングなしや、自分の声のことをコントロールできていないと、つぶれてしまいます。テクニックを身につけて、ストレスや何かあっても…
A.はい、うまくいかなくなった時、「何が悪かったんだろう?息?お腹?」など考えることで、だんだん直っていきます。(♯§)
A.自信がある、ということは素晴らしいことです。自信を持つことで、その人の新しい力が出てくる時があります。それは、自分で自分の心に、「出来る」という暗示がかかっているからなのです。何かをやっていて、ひょっとそれが出来、自分でも吃驚(びっく…
A.一般的に、声は「なんとなく、まだ変わりそう」という可能性が大きい方がよいのです。(♯§)
A.私は常々話もしっかり聞いてほしいと思っています。こちらが説明しているのに、その途中で遮るように話してきたり、できなかったことにとらわれて聞くことに集中してない人などがいます。トレーナーのいうことを落ち着いて最後まで聞けば、そこですぐわ…
A.頭や耳のイメージで、「今までの良かった声」というのを、思い込んで、体を無視して出し続けると、調子に波が出てきます。そうなると、その時の声は、本当の声ではありません。(♯§)
A.温かい飲み物、ハチミツを使った飲み物など。ウーロン茶、牛乳は歌う前にはよくないといわれています。(rf)(♯Θ)
A.私が、これを使うときの意図は喉・声帯の周りの筋肉を使って、声帯を閉めるということです。その結果として喉が開くような感覚があります。ここで、勘違いしてほしくないのは、この言い回しを聞いたときに声帯自体を開けないことです。声帯は発声時、閉…
A.どちらかだけではなく、横にも縦にも開けます。(♯Θ)
A.言い回しはトレーナーによって異なるもので、そこが歌・声楽のこわいところでもあります。楽器のように目で見えず、音も客観的に聞こえないため、体の中の感覚だから、それぞれ感覚・表現が異なるのです。そのため、トレーナーにもボキャブラリー・引き…
A.下の音で頑張りすぎて、喉が硬くなっているのでは? 体全体を使って歌えば、もっと高い音がでてくるでしょう。(♯Θ)
A.もちろん、人それぞれ持っている楽器(喉)は違いますから、どうしたって出ない音はあります。また違う楽器になろう、というのも持って生まれたものは変えられないですから、無理なことです。(♯Θ)