発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

Q2398.深い息の出し入れは最初からできていましたか。もしできていなかったのであれば、どのような練習法で習得されましたか。

A.レッスンでやっているストレッチや息の練習を繰り返すうちに「こうかな」「今のはどうかな」と考えながら「まだできていない」「もっとできる気がする」という状態です。練習法はいつもレッスンでやっているものでも、他のものでもよいので、とにかく何…

Q2399.声優を目指しているのに、なぜ舞台俳優の稽古をするのでしょうか。

A.声優といっても、声だけを出していればいいのではありません。声に思いや気持ちを乗せて、表現豊かに、リアルな気持ちで話さなければならないのです。 そのリアルに話す時に、気持ちと体、両方を一致させていきたいのです。気持ちは入っているのに、体は…

Q2396.いろいろなやり方(ハミングとか「あ」や「いう」の発音など)で音を聞いてもらっているのですが、それぞれ違うやり方でどういった効果があるのか、どこを聴き比べているのかを知りたいです。

A.ストレッチ→体を広げる(歌う時も同じ)。息の練習(ストレッチしながら)→体を広げて息を吐く(歌う時と同じ)。ハミング→声を出すよりも小さい音で響きの点を見つけるため。アでドレミレド→ストレッチ+息+ハミングの上に、声を出してみる。それでも…

Q2397.声を前に飛ばすということがよくわからないのですが、何をイメージすればよいのでしょうか。

A.キャッチボールの時、ボールを投げるようなイメージ、または遠くにいる友達を呼ぶような声「お~い!」などをイメージしてください。(♯§)

Q2394.胸の緊張をとるにはどうしたらよいですか。

A.体が開いた状態で安定した呼吸を保つことです。(♯Θ)

Q2395.最近、耳の聞こえが悪くなることがたまにあるのですが、1日放っておいたら治ります。こういう経験はありますか。

A.あります。鼓膜が中に入ってしまったのかも知れません。耳鼻科に行った方がよいでしょう。(♯Θ)

Q2392.「ン」の発声がよくなりません。鼻にかけた感じで喉がペタッとつまる感じでもよいのでしょうか。喉の開くのを意識した方がよいのでしょうか。何かポイントがありましたら教えてください。

A.喉が開いている状態をキープして、「ん」ではなく「N」を言うように発声してみてください。(♯Θ)

Q2393.学校の先生に息が弱いといわれたのですが、強い息を出すにはどんな練習をすればいいでしょうか。高い声を出す時にも強い息が必要ですか。

A.横隔膜の安定をキープして、体が閉じないように息を長く伸ばす練習をしましょう。高い声の時も本当は強い息が必要です。(息の強さが高音の絶対条件ではありませんが、本格的にというのなら、そのプロセスにおいてです。)(♯Θ)

Q2390.ハミングの声の出し方ですが、自分はなんとなく「む~」というような声を出すつもりで出しているのですが、はっきり「ん~」と出したほうがいいのでしょうか。それともなんとなく出した声をまとめてはっきり聞こえるようにするのでしょうか。

A.実際に「む~」と「ん~」を聞いてみないと何ともいえないのですが、「む~」がMUであってはハミングではないですし、「ん~」が喉に力をいれて発声しているのであればよくないです。ハミングでの発声練習をする目的は、鼻腔の共鳴をより意識できるよう…

Q2391.舞台に立ちたくない時はありますか。そんな時はどうしていますか。

A.あります。ある一定レベルをキープする(モチベーションをあげる)のもテクニックです。(♯Θ)

Q2388.息を吸う時にのどにあたり乾燥するような感じがします。やり方を間違えているのでしょうか。

A.口で開けて吸いすぎると喉に息が直であたり乾きやすいので、瞬時に肺を広げることを使って(意識して)息を吸ってみると良いです。(♯Ω)

Q2389.サ行の発音の時、歯の部分で圧縮して音をだすと習ったのですが、その時、舌はどうなっているのでしょうか。また、どうしても顎の力が抜けないのですが、何か対処法はないですか。

A.サ行の発音の際の舌の状態ですが、無駄な力が入っていない事が第一かと思います。奥に入りすぎてもよくないですし、不自然に上にあがるのもよくありません。これはSに限らず全ての時に言えると思います。顎の力が抜けないとのことですが、「ある何か」…

Q2386.CDを聞きながら発声すると、CDの歌と同じポイントでブレスできるのですが、息だけで読むとうまくブレスできません。それは息をコントロールするのに何かポイントはありますか。

A.息の出しすぎがないかもう一度意識し、持っている息を効率よく使えるようにしましょう。(♯Ω)

Q2387.トランペットのマウスピースのみで息を吐く練習というのは効果が期待できますか。

A.効果を得るためには「息を吐く時、腹部が使えているか?」を忘れないようにしましょう。喉だけで息を吐いていては意味がないです。(♯Ω)

Q2384.レッスンでチェックを受けるたびに量よりも質のレベルを高めていきたいと思うようになりました。レッスンではある期間、基礎の部分をやっていきたいと思うので細かな部分でも何かあればアドバイスをお願いします。

A.まず、見た目にきれいな状態で声を出していきましょう。顔が横に動いたり、顎が前に出たりは不自然なのでフォームに気をつけましょう。声よりフォームです。声は結果です。(♭Σ)

Q2385.小さい音量でハミング練習している分にはよいのですが、しっかりと発声~曲まで30分練習すると直後、声がかすれる傾向があります。レッスン後も時々かすれることがありますが、どちらも2~3時間もすれば元に戻ります。練習に制限をするなど、しっかり対策をとるべきでしょうか。それとも、継続していく中で喉も丈夫になっていくものでしょうか。

A.メニューごとに休憩を加えてみましょう。もしくは15分やったら必ず5分休むなどとし、無理をして何時間もやる必要はないです。(♭Σ)

Q2382.以前と比べると高音の部分が大分楽に出せるようになってきました。ただ続けてやるとうまく出なくなり、1曲通すと後半はうまく出なくなってしまいます。どういうトレーニングをしたら続けてやっても出るようになるのでしょうか。

A.声は使っていないと出なくなるのでコンスタントに発声で練習時に、毎回高音域までトレーニングすることが必要です。ただし、出しすぎると喉をこわすのでコツコツ地道に行いましょう(高音だけ出し続けるような無理はしないでください)。(♯Ψ)

Q2383.ハミングと発声の結びつきを知りたいです。

A.ハミングは声が落ちにくい高さにもっていきやすく、また、その場所を把握しやすいのです。(♯Ψ)

Q2380.もっとことばのリズム感をつけるためにはどうしたらよいですか。

A.言葉の抑揚をつけるために、声の高さをもう一度自分でよく聞きながらゆっくりと読んで練習してみましょう。ただ、速く読むのではなく、ベースを再度作り直してから速めた方が効果的です。(♯Ψ)

Q2381.レッスンでは普段自分が出している声の大きさでも大丈夫だと思っていましたが、人前で歌うとなるともっと大きな声が出たらいいのにと思います。声量を大きくするのは発声がきちんとできるようになってからの方がいいのでしょうか?

A.一気に声量を増やそうとは思わないように、特に高い音は音量より体と声の響き合う点を見つけるほうが優先だと思って下さい。(♯Ψ)

Q2378.発声、歌唱を続けていると普段の会話も話しにくくなります。後ろへひっこんだ位置で声を発するくせがあるが、そのせいではないでしょうか。

A.通常、練習後の1時間程度は声のクールダウンの時間のため、多少の声の浮きは気にしすぎないことです。(♯Ψ)

Q2379.声にビリッとしたところがなく輪郭がはっきりしません。息をもらして発声するからでしょうか。

A.息漏れはしていなくとも、声を支える「力」や「意識」を常にもって練習することで変化があります。(♯Ψ)

Q2376.例えば、小声でできるような練習もあるはずで、ぱっと思うのは音程のトレーニングなどですが、発声に関して小声で役に立つということはあるのでしょうか。

A.声のひびきをつかむには小さな声でも練習できます。(♭Ξ)

Q2377.風邪や喉の調子が悪い時は、どんなトレーニングにしたらよいのでしょうか。人それぞれだとは思いますが、どの程度、喉の調子が悪かったら声を出すトレーニングをしない方がいいなどあるのですか。

A.基本的に調子を崩しているときは無理に練習せず、まず体調を治すことを優先し、早く治してから練習を再開しましょう。どうしても練習が必要な時は、ハミング程度の軽いものにしておくことです。(♯Ψ)

Q2374.録音した自分の声を聞くと、ブレスをする音が大きいように思いました。もっと静かに吸うためにはどのような点に気を付けていけばいいでしょうか。

A.深い呼吸をしていると、浅くて大きな音はでません。ただ、ある程度のブレスをする音が入るのは悪いことではありません。慣れてくると音がでないようにもしぜんとできます。(♭∀)

Q2375.地声と裏声の換声点のところは無理に地声で通そうとトレーニングすると、喉を壊してしまうのですが、本当にこれは続けていっても大丈夫なのでしょうか。今まで裏声を混ぜていた声域を地声のみで通せるようになるのでしょうか。

A.頭声区を地声で出すのは無理なことではありませんが、簡単にはできるようにはなりません。ですからあくまでも無理はしないようにしましょう。一歩一歩進んでいくことです。(♭Ξ)

Q2372.息を取り込む時に、下腹部を内側から広げるようにすると今までより息を取り込めるのですが、力で広げてしまうときもあり(力でなくては広がらない場所も)、力が入るということなのでやはりよくないのでしょうか。筋力不足でしょうか。

A.筋力不足と捉えると余計な力が入るので、バランスと柔軟性が大切という考え方をしてください。(♭∀)

Q2373.自宅でトレーニングをしていて、レッスン時に得られた「これだ!」という感覚を得るためには、トレーニングをするにあたってどのような点に注意をすればよいでしょうか。

A.発声法とはいろいろなテクニックがバランスをとって成り立っています。一つの事に一生懸命になりすぎるとうまくいきません。効果が上がらないと思っても、今の自分に必要なトレーニングを最低3つ以上続けるべきです。 あとは、録音を聞いてレッスンの頭…

Q2370.体調が万全でない時にもできるトレーニングがありましたら教えてください。

A.体調が万全でない時は、特に初期段階ではなるべく休息したほうがよいです。万全でない時に無理をすることは、フォームをくずすことにもつながるからです。(♭∀)

Q2371.発声について「a,e,i,o,u」は口の形ではなく、舌の形で発音するというのがまだよくわかりません。

A.舌の形というのはリラックスさせることが大事で、無理矢理動かすことではありません。口内にどう空間をつくるかで母音は決まります。あごや舌に力が入っているとおそらくうまくいかないでしょう。(♭∀)