発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Q.何を声で練習したらよいのでしょうか。

A.何でもよいのです。好きな文章、あるいは言いたい内容をつくりつつ、音読してチェックするとよいでしょう。(♭б)

Q.人生を好転させたいと思います。声で問題は解決するものですか。

A.自己啓発している人のなかには、魅力的な人は少なくありません。しかし仕事運や異性運は、そうでない人よりも必ずしも恵まれているとはいえません。 頭で学んで賢くなって、ものごとを難しくしていくタイプが多いからです。 いろんな知識を得たら、賢く…

Q.声の力が実際に使われた例はありますか。

A.あるとき、取引先と大きな問題を起こしてしまったので、本を読んで調べて解決しようとしている人がいました。私は「すぐに相手に連絡して、詫びるように」言いました。 一分間くらいの電話を一本、すぐにかけたら、そこで解決してしまいました。これが遅…

Q.カラオケでのどを守る方法を教えてください。

A.まず、無理やり声を高くしたり大きくしないこと、そして連続して歌わないことです。特に高い声や声量を使ったときは充分にのどを休めましょう。 次にアルコールは、控え目にします。お酒を飲んだときは、水分が失われ声帯は乾燥がちで充血しています。気…

Q.あまり歌っていないのに、のどがかすれます。

A.歌い終わってのおしゃべり、これものどを過度に使っている場合が多いです。ほとんどの人は歌そのものよりも、大声でのおしゃべりでのどを痛めています。大声でしゃべっていないと思っていても、アルコールが入ると、声は大きくなっているものなのです。…

Q.カラオケも世界的に普及していますが、のどを痛める話を聴くのは、あまりないようですが。

A.欧米やアジアの他の国の人は、本当にうまく楽に歌っています。やはり、私たちはのど声文化の国だからでしょうか。声は心身によって支えられているので、リラックスして楽しめないと痛めやすいともいえますが、日本人は緊張しやすいからでしょうか。日本…

Q.「知識・情報伝達型」とは何ですか。

A.〈Dタイプ:プレゼンテーションタイプ〉 身振り手振りの代わりに、パソコンやOHP、スライドなど最新機器を使う。話の内容や情報、コンセプトをうまくまとめ、動画や図表などにビジュアル化してわかりやすく伝えるので、説得力がある。企画・提案型営業マ…

Q.話すための前提とは何ですか。

A.「人前で話すとドキドキする、緊張する。ーーだから楽しい」なんて思える人は日本人にはほとんどいないだろう。「この緊張感が、生きている証だ」と言える人なら、人前で話すこともずいぶん楽しいに違いない。でも、このことを、どこか念頭に入れてほし…

Q.会議や研修での発表をうまくやりたいのですが。

A.「こうすればよい」ということは一概に言えない。しかし、「これだけははずせない」ということは、いくつかある。 会議などで、実際に考えて発表したのは自分だったのに、後から他の人がもっと熱を入れて補足説明して皆が納得し、結局、その人が考えて発…

Q.声の相乗効果ってあるのですか。

A.考えてみましょう。一人の声が次々とまわりの人に影響を与えていきます。それならばプラスの相乗効果にするか、マイナスの相乗効果にするかは、最初にかけるあなたの一声から始まるのです。 (♭б)

Q.ネットで悩まされ、悩み疲れています。

A.天にツバすると、ツバは自分の顔にかかります。まわりの評判やネットでの悪口を気にして悩む人もいます。しかし、他人の不幸の味は密の味といいます。そこに群がる人もたくさんいます。 私などは、匿名でそんなものをいちいち書くような暇もなく生きてい…

Q.悪口が気になります。

A.あなたが悪口を言われても、何ら気にする必要ありません。仮にそれが影響力をもち、あなたから人が遠ざかるとしたら、それは、早く知ってよかったと思ってください。 あなたに不幸が訪れたときに、離れる人もいます。日頃うまくいっていないと思っていた…

Q.基準音の高さとは何ですか。

A.オーケストラの音を合わせる基準は「ラ」の音で、440ヘルツでした。これはヨーロッパの平均律を基準としていました。しかし、同じ「ラ」でも442や444ヘルツのときもあります。昔は低かったそうです。日本では半音も低い430ヘルツを使っていたといいます。…

Q.「ドレミの歌」は、歌詞がおかしいと思うのですが。

A.「ソ」は「あおいそら」の他にも。「レ」の「レモン」は「lL」で違います。「ファ」や「ラ」も無理がありますね。「シ」は本当は「si」で日本語の「shi」と違います。(これは英語ではteaで、もっとひどい間違いです)ちなみに以下は「ドレミ…

Q.カラオケでのどを痛めない付き合い方を教えてください。

A.カラオケポリープ(カラオケの歌いすぎのために、声がうまくでなくなる病気の俗称名)は、カラオケの普及とともに、何時間も歌う人が増えてきたためです。カラオケではアルコールや食事を兼ねながら歌うので、お腹がはっている上に、陽気になり気分よく…

Q. 声が小さく弱々しい

A. 話し声が、小さく弱々しい人に共通していることは、病気の場合を除いて、喉(声帯)が未発達ということでしょう。その原因はさまざまでしょうが、基本的に大きな声を出さない、あるいは出せない環境で育ったり、長く生活をしていたりすることが考えられ…

Q.元気の出ない声ってありますか。

A.芸風ですから、ここに出すのもはばかれますが、まわりがお笑い芸人のヒロシさん、波田陽区やアンガールズのような声の人ばかりになったら、どうですか? でも、こういうお笑い芸人の声の演出法には、大いに学んでください。(♭б)

Q.表現力のある声とは。

A.映画の感動シーン、「冬のソナタ」でも、ハリウッドものでも、そのなかでの印象深いシーンをいくつか思い出してください。そこでは、声がいかに効果的にせりふに使われているか、知ってください。声の表現力こそが、エンターテイメントはいうまでもなく…

Q.よい声をたくさん聞くとよくなりますか。

A.はい、まずは、よい声にのっかかりましょう。 1.お笑い芸人の声 2.映画の名シーンでの声 3.歴史を導いた声 あなたは誰の声が印象的ですか?(♭б)

Q.絶対音感は何に役立ちますか。

A.戦時下、敵の飛行機の音を聞き分けるのに、日本軍は音楽家の耳を使おうとしたそうです。 音楽家にはあらかじめ、一つの音程を与え記憶させ、その音をたくさんの音の中から選ばせることにしたのです。サイレンがそのとき使われました。「ウーーーーー」と…

Q.ブルガリアンヴォイスの特色とは。

A.純正律ということです。元より2つの音を重ねるときに、その2音の周波数の比がシンプルなほど、ひびきがよいという考えがありました。それに対して、ピアノのように、1オクターブを12の音程に等分割するのが、平均律(必ずしも12でなくともよいら…

Q.音の高さを正しく知るには。

A.周波数(hz)をみることになります。高音を瞬時に測定して表示するチューナー(チューンメーター)があります。研究や説明のためには、純正律や平均律など、いろんな律の比較のため、セントという半音を100等分した単位があります(1オクターブが1200…

Q.話の内容をどう選べばよいのでしょう。

A 相手が知っていることや、そうあればよいと思うことは、すでに情報ではないし、相手の欲する内容になり得ません。そこで、情報収集が必要となります。 一体、聞き手は誰か、聞き手の求めるものは何か、どのレベルで、どう聞きたがっているのかによって、…

Q.情報を収集するためには。

A あなたが聞き手に関係あることを話すなどして、相手と関係をもてる接点を探ることです。少なくとも、自分のことが話題なら、人は関心を逸らさないです。 人は皆、自分がその話とどう関係あるか、そして関係があれば、次にどういうメリットがあるか、どう…

Q.聞き手の求めていることは。

A.「求めている」という言葉の通り、知りたいこと、見たいこと、聞きたいことなのです。それは少なくとも、すでに自分がよく知っていることではありません。しかし、この知っていること一つをとっても、人によって違います。だから、知りたいと思っている…

Q.成功するためには、どんな声をイメージすればよいですか。

A.学んでよくなっていく人は、他人のよいところに学びます。その人のよいところを学び、悪いところがあっても、無視すればよいのです。学んでよくならない人は、他人の悪いところをこだわります。 学ぼうと思えば、他人からどう学べるかです。それには、成…

Q.成功者の声に学びたいと思います。どのように聞くのですか。

A.成功している人の声を聞くといっても漠然としえいますね。○○で成功した□□さんの○○のときの声、と具体的にしましょう。 1.聞く 2.真似てみる 3.身に入れる 4.自分なりに修正する 手軽に聞くには、オバマ大統領は、アカデミー賞で、2度スピーチ賞…

Q.元気の出る声にしたい。

A.声は、本当に人につられるものです。元気な声の人のいる職場は元気になります。元気な声は、もともとあるのではありません。勉強して出すのでもありません。元気な人が、元気に出すから、元気な声です。これは、あの柳沢慎吾さんの声とは、ちょっと違い…

Q.絶対音感とは何ですか。

A.与えられた音を、これは「ド」とか「ラ」の音とわかること、それを聞かずとも正しい高さで出すことができる能力です。つまり、音の高さを瞬時に判断したり、その音を発する能力です。絶対音感があると何が違うのでしょうか。ピアノの一つひとつの音やコ…

Q.絶対音感がないと音楽的才能がないのでしょうか。

A.必ずしも関係はありません。ベートーベン、モーツァルトは、絶対音感をもっており、チャイコフスキーやシューマンはもってはいないといわれています。 絶対音感をもつ人は、左脳の特定の部分が反応するそうです。これは、遺伝と早期教育によるものです。…