A.まず、どういう状況下で喋る場合に滑舌が悪くなるのかを検証してみてください。滑舌が悪くなるのは、精神的な緊張からくることが多いからです。
また、子音に問題があるのか、母音に問題があるのか、呼吸なのか。
滑舌は多くの場合、実は母音をしっかり発声することによって解消します。母音をしっかり発声しないままに次の子音に移行しようとすることにより、開口が悪くなり、また息の流れも滞り、悪循環を引き起こすのです。
丁寧な練習方法としては、、
1.言葉を母音だけでスムーズに喋れるように発声してみます。(例)「隣の竹は」→「オアイオアエア」。
2.母音を口先でなく、口の奥で鳴らしてください。(共鳴させる)3.子音をつけて喋る時に、母音を1・2となるべく同じポジションに開口してください。
そして、上半身や喉元を、口先を極力リラックスさせてください。筋肉の緊張は息の流れを妨げ、またせっかく共鳴している音を遮断させます。そうすることにより、開口が軽くなりますます滑舌がよくなります。
+アルファとして、腹式呼吸が備わると完璧です。呼気の操作が下半身であればあるほど、開口が軽くなります。
母音発声、一度試してみてください。(♭Д)