2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧
A.最近は、直接会わなくても、電話で話さなくても、メールで連絡が取れるようになりました。便利になった半面、気づいたら「一日中スマホに向かっていて、一言も人と話さなかった」なんてこともありそうです。 声を出さない日が続くと、確実に顔や口、舌の…
A.アーティストは、総じて、長命というよりも、命あるかぎり全力で挑戦し、生を燃焼し、作品に昇華していくのです。寿命は、天命の定めるところかもしれません。なかには短命な人もいます。しかし、死ぬまで目的を持ち、それに挑み、その結果、若々しく生…
A.声のプロは、声を気にかけ、磨き、鍛えていた時期があります。今も人前に出ている人は、体のしぐさ、顔の表情、声にも磨きをかけていらっしゃるのです。それを支えるのは使命感、そして体力と気力です。
A.歌い手は若くして死ぬ人も少なくありません。むしろ、ピアニストや指揮者にも長命な人はたくさんいます。 吉永小百合、雪村いづみ、仲代達矢、加山雄三、美輪明宏と、年齢を感じさせず、第一線で活躍されている人がたくさんいます。共通するのは、声も変…
A.高校時代、ふとした間違いから男声合唱部に入った私は、毎日100回、腹筋運動を、先輩たちからノルマとして課されました。高校一年生だったおかげか、中学では文化部に所属していたにもかかわらず、あっという間にクリアできるようになったのを憶えていま…
A.一昔前に、イチローも鍛えているということで一躍ブームになりました。 上半身と下半身をつなげる筋肉で、この筋肉がしっかり働けば姿勢の安定につながります。安定した姿勢はいいパフォーマンスを生み出すので、ここを鍛えないのは損ですね。 上は腰椎に…
A.自主練習に重きを置いて真剣に取り組まれているのは素晴らしいことです。その上で、声をたくさん使ったと自覚のある日は、必要に迫られない限りは無理に練習しない方がいいです。たとえ疲労を感じなかったとしても、たくさん使えば、使った分だけ疲れる…
A.声楽家は、高齢でも若々しい声を聞かせてくれます。三大テノールの一人、パヴァロッティは71歳で亡くなりましたが、亡くなる直前まで素晴らしい声を聴かせてくれました。 1985年、「We Are The World」のメンバー、そこで中心となったマイケル・ジャクソ…
A.いきいき、溌剌として、ハリのある感じのいい声を出す人は、総じて見かけもいきいきとして若々しいものです。 なぜ、溌剌とした声の持ち主は、心身ともに溌剌としているのでしょうか。 声はとてもナイーブなものです。発声は、たくさんの筋肉を使って、…
A.加齢とともに変化するのは、体だけではありません。年を重ねるとともに、声も若いころとは違う変化をみせます。
A.古来より感情をコントロールするのに呼吸法が大いに使われてきました。声を出すとストレス解消、デトックス、カタルシスになるのです。それが衰えた場合、廊下というのです。
A.ヴォイトレでは、「腹式呼吸」というお腹からの呼吸を学びます。 また、口呼吸中心の人は鼻呼吸(この場合は、吸うのを鼻から)に切り替えていきます。これで、かなりの免疫力もつくのです。
A.おなかとは、ここでは、丹田、下腹など抽象的な概念ではなく実際の筋肉としてとらえてみましょう。腹斜筋、腹直筋、腹横筋がおなかに当たる筋肉です。 腹直筋は、シックスパックということで目にしたことがある人も多いと思います。恥骨から肋骨の真ん中ぐ…
A.いろんな曲を歌ってみることで見えてくること、気がつくことはたくさんあるので、学びの一環としては素晴らしい取り組みです。一つ気になるのは「何でも歌えるようになりたい」ということです。 声楽で言えば、高い声の曲(オペラなら声が高い人がやる役…
A.喉のことを根本にしても、呼吸や発声のところから、しぜんとよくなるようにしたいと思っています。声は見えませんが聞こえます。とても効果がわかりやすいのです。それは、声、ことば、おしゃべり、朗読、歌と、人生の楽しみに関わってきます。
A.人は、遊ぶことを楽しみ生きていく存在です。トレーニングとか回復のメニュというメンテナンスより、好きなことや興味のあることを拡げて深め、結果、喉や心身のためになる、それが、これからのメインになっていくとよいと思います。
A.生き生きするのは何か自分が高まっていると思えるときではないでしょうか。アートと接してきた私はそう考え、現実的な実践が問われる現場でも、少しでもそういう天与の力を伝えようとしてきました。 それは、生きがいに結びついていく本来の意味での「自…
A.呆けの進んだ人、脳障害のリハビリなどには有効です。目的レベル相当のことを行っているのでしょう。シニア用のメニュを使うのはよいのですが、それは、やはり、キュア=治療とケアなのです。リハビリは、生活の質の維持や社会復帰のためですから当然で…
A.これは、けっこう大きな違いです。その人の状況でも違いますが、考え方としての違いも大きいでしょう。 選べなければ、どこでもどちらにも行ってみるとよいでしょう。その選択のなかでヴォイトレや使い分けていけばよいのです。
A.ピラティスなどで着目されている骨盤底筋群ですが、これは恥骨と尾骨にわたって、つり橋のようにかかっている筋肉です。腹直筋に直接つながっており、この部分をしっかりと使うことは、呼吸の上でメリットがあります。歌のレッスンの中で、「おしりの穴を…
A.声楽の発声の基礎において、発音と発声を混同してはいけないと口酸っぱく指導されます。 発音とは言葉のことですね。「あいうえお」など言葉は顔の前に持ってきてはいけないということです。発声とは、息のことです。息はしっかりと前に吐いて声帯を振動…
A.習慣にすることを義務としてやるよりも、楽しみ、趣味、生きがいとしてセッティングすることです。すると、効果が全く違ってくるのです。楽しくヴォイトレで解決していきましょう。
A.何事をするにも、楽しんで心地よい方がよいでしょう。それにはポジティブになることです。そういうことなら、労せず楽しめるし続きます。生涯、効果が持続します。 声を出すのが快感になったとき、あなたの喉の問題も消えているでしょう。よくなっている…
A.どちらかに実際に訪れたら、教えてくれるでしょう。喉のことでヴォイトレしようとする人は、かつては勘のよい人でした。今は、当事者だけでなく、周りの人が困って相談にいらっしゃる例も少なくありません。 そういうときも、守ることよりも、もっと高い…
A.心の問題は大きいです。よくないから回復させようというのは、守りです。 緊急事態では仕方ありません、しかし、そこまでひどくない人は、ヴォイトレでメンタルトレーニングも兼ねるとよいでしょう。
A.医者の喉に関する本を読めばよいと思います。私は医者ではないので、治療という立場はとりません。 治療では、マイナスをゼロ、現状を回復することですが、それは一時的処置です。悪くなっては治すことを繰り返していても、人間は年と共に弱くなります。…
A.顔の筋肉が、思うように動かないという人が多くいます。日本語は、顔の筋肉をほとんど動かさなくても話せるし、マスク生活で、表情筋を豊かに使うということから遠ざかってしまっていることも原因として考えられます。 表情筋は、声をしっかりと響かせるた…
A.筋膜はがしという言葉が流行って、そのような施術も広く巷で行われていたようです。この是非はともかく、筋膜で体のありとあらゆる部分がつながっているのは事実です。 足の裏をほぐすと声が出やすくなったと言う経験はないでしょうか。 以前ベルギーで…
A.巷のヴォイトレというのは、およそ歌がうまくなるための発声や高音でのテクニックなどが中心で、必ずしも喉の問題そのものは扱いません。 また、声そのものの強化(声量、声質)で成果を上げているところはあまりありません。 そういうケースでは、喉や体…
A.次のような傾向があれば要注意です。 □肺炎や喘息、脳梗塞、脳卒中、神経疾患、歯周病、睡眠薬常用の経験がある □呼吸が浅いと言われる □食べるのが遅くなった □食事量が減る、痩せてきた □口から食べ物がこぼれたり口内に残る □喉や胸に違和感がある □…