04.発音/言葉
A.赤ちゃん言葉としては、ワンワン、ブーブー、ポンポン、シッコ ハイハイ、おんぶ、ねんね、じいじ、ナイナイ、抱っこ、ばーば
A.ぺんぺん草、ミンミンゼミ、ガラガラヘビ、カッコウなども、その類といえましょう。
A.たくさんあります。「犬のおまわりさん」「おつかいありさん」「森のくまさん」などの歌詞でもたくさん出てきます。
A.オノマトペは、オノマトペアで、擬声語や擬態語と訳されています。
A.犬がバウバウと吠えるといわれたら、そのように聞こえるでしょう。日本人にとってはワンワンですが。それは、日本人の誰かがワンワンと表記して、それがなんとなく合っているとかわかりやすいということで広まり、その後は、それに合わせて聞いているか…
A.犬の鳴き声自体を、一通りで書き表せるわけではありません。国によって、犬も違うとはいえますが、同じ犬でも、違うように聞こえます。 個人差もありますが、民族での差もあります。何よりも使ってる言語による差が大きいでしょう。
A.セイレーンは、上半身が女性、下半身が鳥の姿で、美しい声を持っています。それが危険なほどの美しさのため警報のサイレンの語源です。スターバックスのロゴの人魚です。
A.中国の「三字経」は宋の末、王伯厚の著作です。日本では江戸から明治期に教科書として使われました。子供向けの本ですが、いろんな知恵が入っています。礼儀やしつけなど。三字ずつで8行、漢語の繰り返し。読むと次のようになります。 「人の初めは、性…
A.人間は物質的な肉体と精神的エネルギー体でなっていて、精神的エネルギー体をアストラル体といいます。こちらの方が、実質です。アストラル体の想念は、そのまま創造となるといわれています。 これを引き出すのが、真言、マントラを唱えることで、声が大…
A.空海の「声顕論」によると、声が超越的な実在であるという考え方です。言葉によって真実は現れる依言本質を解きました。 空海の言葉ですが、 「あらゆる名句、これ真言ならずということなし」 つまり、どんな言葉でもいいから、口に出してみれば、すべて…
A.キンキンは、キンキン声といわれて甲高い声が頭に響いている様子で、不快なものです。ビールが冷えたことに使われるのは、かなり後のことなのです。擬音語から擬態語にも使われ出したわけです。
A.江戸時代、論語などの四書五経を取得することが、学習法でした。意味がわからない時期から、漢文などの文字を見て、それを口から音で出します。丸暗記で暗唱するわけですが、意味は成長するにつれてわかってくるわけです。
A.関係することが多いと思います。語感のことを音象徴ということがあります。発音の原理から見て、語の意味と関係しているということです。 英語などを覚えるときに、その語源から、意味を推測するような学習法がありますね。 それはラテン語やギリシャ語…
A.濁音などのように、閉鎖音、摩擦音を有声化して発音しようとしたときに、強い力が必要なので、重いもののような意味が結びつくわけです。b、d、g、z行のことです。 怪獣の名前はガ行が多いというような著書もありましたね。
A. 国立国語研究所に、「現代日本語書き言葉均衡コーパス」といって、1970年代から2005年までのあらゆる種類の書き言葉の1億語をデータとして検索できるシステムがあります。
A.その国やその民族の生み出していくものなので、言語と同じで共通という事はありません。 たとえば、オノマトペではありませんが、ピカチュウは、世界中でピカチュウです。ピカッとチューは、そのまま世界中で理解できたということでしょう。いわば、国際…
A.擬声語には、人間や動物の声のと、自然界の音の擬音語があります。 擬態語には無生物の状態を表すのと、生物の状態を表す擬容語があります。 さらに人間の心理などを擬情語として取り上げています。これは、国語学者の金田一春彦氏の5分類です。
A.南無阿弥陀仏はヨーガの整音オー、ウン(ム)が入っています。解放的なアー、緊張のイー、落ち着くウン、まとめると、namu、ami、da、butsu、ナーム、ンアミィ、ダァ、ブウツウとでもなりますか。
A.1.英語の必要性のなさ 私たちの日常生活において、日本語以外は、ほぼ使う必要がありません。学問などの専門知識の分野では、日本語の翻訳が高度に発達しています。海外の文献を日本語のままで、ほぼ理解できることが大きいでしょう。 これは、英語を使…
A.日本では、いつも、どこかから輸入されたものがよいという考え方がありました。地元のものはあまりよくないという考えです。くだってきたものがよいということからきた「くだらない」ということばは、それを表しています。
A.日本語で手が人手(で)になったり、木が枕木(ぎ)となったりするのを連濁といいます。tやkの音素が母音の間に挟まれて、dやgの有声音に変化するのです。
A.母音の表では、口の開きの小さい母音は上に、大きな母音は下になるように配置しています。左は舌の盛り上がる位置が前、右は後ろを表します。 母音のアについては、口の開きが大きいだけで、盛り上がる位置で区別されなければいけないのではないのです。…
A.たとえば「~から」は口蓋音の「か」、「~ので」は鼻音の「の」が使われているので、固いイメージと柔らかいイメージ、公式っぽいのと私的なもの、つまり、心理的な距離の違いになります。
A.自然音や物理的な音と破裂音、摩擦音、共鳴音が結びつくのは、しぜんなことです。特に、日本語では、たくさんの音と意味が結びついて語ができています。
A.flは動く光、glは動かない光、slは湿っていてすべる、krはうるさい音の語頭につく子音で、オノマトペのような語感をもちます。
A.擬音語が多いのは、音を聞いて視ることが多いからでしょう。 擬態語は、みえ方や心理状態、動作ですので、他言語に訳しにくいのです。英語では、オノマトペを使うと子供っぽくなりやすいので副詞や動詞にしてしまうことが多いようです。
A.大半はそうだと思います。しかし、民俗学者、柳田國男の「遠野物語」では、生の話を聞きかじったのに、そのことばそのままの記録ではなく、創作した作品に変えてしまっています。
A.明治以降、日本語も速記、口述筆記で記録されるようになっていきます。西洋では、神学とその裁判のために発達していったのです。 日本では、落語や人情本、「福翁自伝」などが、そうして書かれました。 子供も「立川文庫」「少年講談」などを読んで育っ…
A.限られた人たちが話すのを、大多数の人は、もっぱら聞くだけであった時代が長く続いたのは確かです。
A.言=事というのが、日本では言霊信仰です。そのため、今でも忌みことばなどには厳しいです。 神主の祝詞などでは、太い地声で神を呼ぶのです。ことばは、神聖なもので、どこでも話したり、じかに名を出したりするのは危険なこととされていました。