A.性格がよい、やさしい、歌が好き、などいろいろ要因はあると思いますが、私はそうは考えていません。わたしが思うよい師とはパッサッジョを理解し、それを聞き分けられる耳を持ち、指導できる人のことをいうのだと思います。私たち声楽家は声で食べていかなければいけません。ちゃんと技術を指導してくれる人に声をゆだね技術の向上を図っていかなければいけないのです。
精神的にやさしいだけの先生ならばアマチュアの人がやればいいだけで私たちプロはそうではいけないと思うのです。感情をのせていくためには正しい技術をもってこないと伝わるものも伝わらないのです。そして定期的に通わなければいけないのです。例えば自分が留学をしていたとして週に一度のレッスンでまんぞくするでしょうか?現在ここでトレーナーとして仕事をしている私でさえ空き時間があればレッスンをお願いしているので週二回近くレッスンに通っている状況です。プロになりたければ子供の習い事ではなくプロとしての技術の習得をもくてきとしてレッスンに通いトレーナーを見つけなければいけません。(♭Σ)