A.私たちと声の付き合いは、ほとんど生涯を共にするといってもよいくらい長いものです。
誰しも生まれるときに、「オギャー」と産声を上げます。この第一声は泣き声で、俗説では世界中で同じ440HZのラの音といわれています。私はかなり個人差があるのではとは思います。しかし、これは人類、どこで誰から生まれようと、生まれたときには人種や国籍による違いはないということだと考えています。というのは、顔つきや肌の色が違っても、生まれた時点の赤ちゃんの音声に関してはスーパーネイティブ、つまり、どこの言語でも話せる可能性のあることがわかっているからです。母語が決まると聞き分けられなくなる他の言語の音を聞き分けていることは証明されているようです。
赤ん坊の産声は、男女とも、どこの国の人でもラの音(A音:440HZ)だといわれています。ちなみにこの高さは、オーケストラの基準となる音の高さ(オーボエ)と同じです。(少しできすぎた話だと私は思います) (♭ф)