A.彼らは日常であのような対話やスピーチをしている国を代表する表現のプロなのです。まさにこれは、基礎としての音声表現力での国力の差でもあるのです。
普通の外国人の声や話も、日本人なら役者レベルにあると考えてみるとよいかもしれません。特に欧米の言語は、演劇的なことばです。
つまり、アメリカに二十年も住んでいたら、英語が話せるように、アメリカに二十年住んでいたら、声も息も話す力も鍛えられるのです。知識は時間と比例しますが、感覚は必ずしもそうはなりません。そこで、声にはヴォイストレーニングが必要となるのです。
ここでメンタルとつけたのは、ものを言い切るには、責任と覚悟と勇気がいるものであり、そうしないと、心身も伴わず、説得力も声も息も出ないということを述べたかったからです。(♭ф)