A.声をおなかで支えるように指導されていると思いますが、いろんな方法があると思います。
私がドイツ人の歌手に教えてもらった方法は、椅子に座ったままトレーニングするというものでした。当時私はおなかの支え方がわからず、声を出すと上半身が上の方に持っていかれ、体の下の方を意識して歌うことができていませんでした。しっかり声をお腹周りに感じて、上に浮いてこないような方法を模索したいのにやり方がわからず苦労していました。
その先生に勧められたのは椅子に座って練習することでした。椅子の座面をおしりで押していく感覚で歌うと、声を下方に維持し、支えもお腹周りに感じられます。骨盤、腰も椅子の座面に沈んでいくかのような感覚です。その先生自身もコーチ(アメリカ人だそうです)に、このやり方で来る日も来る日も練習させられ、舞台上でもこの感覚で声を支えたとおっしゃっていました。ぜひトライしてみてください。([E:#x266F]β)