2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧
A.ついつい相手よりも速いテンポで返答し、相手のテンポを上げてしまう傾向があります。相手が言い切らないうちに遮って、言葉をはさむのは最悪のパターンの一つと言えるでしょう。ケンカというのは、テンポのやり取りで決まります。どちらかが黙ればそれで…
A.ある生徒さんがトレーナーによって指導法が違うため悩んでいると相談してきました。その生徒さんは次のことを言われました。「目指す山は同じでだけど登り方が違うんだと解釈すればいいですか?」と。私は悩みました。「そうです」と言いたいところなので…
A.小学校に入学するころには、子供の声としては完成し、私たちは2オクターブくらいの声域をもつようになっています。男子で小学校6年生から中学校1年生、女子はそれよりやや早い小学校5年生くらいになると、第二次性徴期がおとずれ、声変わりが始まりま…
A.拍には、音楽の動きを前に進めていく働きがあります。日本の伝統音楽、アフリカの民族音楽などは、必ずしも均等な時間の単位(拍)では動いているわけではありません。私たちは拍子というと、拍子つまり、3・3・7拍子のように、間を意識してしまうわけ…
A.逆にあおってしまうことにもなりかねません。音楽療法には「同質の原理」というものがあります。これは、暗い人に明るい曲を聞かせても拒否反応を起こしてしまうため、暗い人にはまず暗い曲を聞かせ、徐々に明るい曲にしていくというものです。こうすると…
A.私の偏見なのか無知なだけなのか分かりませんが、私が実際見てきて、聞いて、感じていることなのですが。役者の人の発声練習って大きく分けて・滑舌の練習・お腹が膨らむように息をいれる練習・お腹から声をだす練習この3つに集約されている気がするので…
A.狛犬の口の形が、阿と吽になっているのはご存じですね。古代インドの学者は、音声の一方の極に母音のア(a、阿)を、他方に口を閉じ、息をもらさぬ子音のン(m、hum、吽、)をおきました。50音表の縦を行、横を段といいますね。日本語の50音は、母音の…
A.強く感じられるところを強拍、その他は弱拍とよびます。beat/metre、metterこれが、強弱のくり返しなら2拍子、強弱弱なら3拍子です。この二つが基本で、2拍子が二つくみ合わさって4拍子です。これらはすべて単純拍子とよびます。そして、これらの1…
A.ビジネス社会において、クレームの処理ほど「声」の重要性を認識させられるシチュエーションはないでしょう。ピンチと見られるのがクレーム処理ですが、これをうまく使って切り抜けると、一転して新たなるビジネスチャンスへなるからです。クレームをうま…
A.まず一つのことを徹底して行うことです。声を変えよう、発声をよくしようと考えた時、トレーナーから色んなアドヴァイスをもらうと思うのですが全部できる必要もないと思います。まずは自分に足りないと思うもの、トレーナーから一番指摘されたものを徹底…
A.最初は、口唇摩擦音、破裂音、つまり、マ、バ、パ行からです。これらは、呼気圧の低いこの順に習得していきます。次に、歯茎、破裂音の、タ、ダ、ナ行、摩擦音、サ、ザ行、はじき音のラ行が6歳くらいで、舌根と軟口蓋の閉鎖で調音するカ行が9歳くらいで…
A.鳴りっぱなしの目覚まし時計より、ピッピッというデジタルアラームが耳ざわりなのは、ある音のくり返しや、音と音の間に“間(ま)”があってはじめて、人は音を感じるわけです。これを一定の感覚で区切ったのが、拍です。これも、「ズンズンズン…」ですと…
A.その声に全ての思いを込めて自信が伝わることで、相手の信頼を引き出してくれます。これこそ声の持つ力、「声力」です。この声力を高めれば、自然とあなたの業績は伸び、成功へと導いてくれることでしょう。(♭ё)
A.まずはレッスンにきましょう。ステージで生きている人は稽古にくるのが当たり前であり、それに伴うレッスンに通うというのは当たり前のことだと思います。それすらもできないのに上手くなるわけがありません。舞台と言うのはすべてが裸になってしまう場所…
A.「アカサタナ ハマヤラワ」というと、のどの奥から、K、S、T、N、Mと、唇にまで、調音する点が移っていくのがわかりますか。yは、ia 、wは ua の半母音です。(♭ф)
A.リズムとは、時の流れを切りとる刻みです。たとえば、音が鳴りっぱなしのなかにいると私たちは慣れて何も感じなくなります。日本人は、一つの音の伸びた変化を楽しむようです。伸ばしたところほど歌われているように思うので、伸ばしがちです。その根底に…
A.常に自分の目標を持ち、それを遂げる思いを持ちましょう。そして、その思いの内面から声を変えていきましょう。声は外側からでなく、内面の思いや感覚が変わって初めて変わるものです。(♭ё)
A.本当にど真ん中の声をだすのには、最低でも三年から五年はかかるのです。体のように人工的に手をいれられないから大変であり、いくら頭で考えても知識を得ても、正しくコツコツ毎日やらなくては変わるものではありません。それはいろいろと試してこられて…
A.日本語の子音は、唇、舌、歯のコンビネーション、舌を口蓋や歯にくっつけたり、唇をくっつけたりすることで、母音の直前につくられます。たとえば、「か」は「K」に「a」がつきます。(♭ф)
A.パルスを細かくすると、引き締まり、リズムがより正確になります。だいたい、とろうとするくらい拍の倍で刻むとよいでしょう。ドラムの人は16ビートの表くらいで刻んでいます。どう刻むかで、同じリズムでもかなり感じ=ニュアンスが変化するわけです。
A.大した問題ではありません。多くのケースでは、声の使い方、声への考え方に問題を置き換える必要があります。(♭ё)
A.声に関して求められるレベルというのは、その本人の主観になります。今の貴方の声でも女性として問題ないと思えば問題ないし、かなり女性らしくなったとしても問題があると思えば、解決したとはいえません。そもそも男女の声を区別する定義はありませんし…
A.ことばの調音は、息や声を妨げて発することで行います。(♭ф)
A.カウントしてみましょう。「1ト2ト3ト4ト」(ワン・エン・トゥ・エン・スリー・エン・フォー・エン)これがパルスで、そこで打つのがリズムです。このパターンが曲に通っていることが必要です。英語などでやると、よりわかりやすいでしょう。<3連符…
A.声そのものも肝心ですが、それよりも声で得られる成果、目標をしっかりと掲げることが重要です。(♭ё)
A.まず、一般的に男性と女性で声の高さは変わりますよね。音楽的に分かりやすく例えると、合唱では、色々なパートがあります。四部合唱の場合、女声はソプラノ・アルト、男声はテノール・バスに区分けされます。つまり、人はそれぞれ持っている音域が違うの…
A.声帯でできた音は、声道を通すことで、「ア」とか「イ」などの響きがつきます。母音は、口の中の形を変え、共鳴の特性を変えて生じさせます。この共鳴周波数をフォルマント周波数と呼びます。低い周波数から順に第一、第二、第三…フォルマントと名付けて…
A.パルスとは、心臓の鼓動からきています。ウエーブ(呼吸)は、パルスと持続のことです。パルスを身につけるためには、テンポキープを行なうメトロノーム音(クリック)を使こういましょう。ウエーブの転向点(頂点と下点)を意識しましょう。マンハッタン…
A.現実には声自体の美しさは関係ありません。むしろ、その人らしい声、その人のイメージを裏切らない声がよいのです。その方が、誠実さが伝わるからです。深くゆったりした声で適度に強く張りがあり、めりはりの効いた声が望まれています。(♭ё)
A.発声と身体の力みは、特に初期段階のヴォイトレにおいて発生しがちな問題です。ヴォイトレを受けたことがない人に大きな声を要求すると、大半の人は、胸や肩、お腹などに力を入れて声を出してしまいます。体形別にみると、特に、痩せ型の人は他の体系の人…