発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2016-02-16から1日間の記事一覧

Q.ヴォイトレは、虫歯予防になると聞きました。☆

A.はい、虫歯だけでなく、口臭、歯周病、そして、そこからもたらされる糖尿病、動脈硬化、メタボも予防できると思います。口を動かすことで唾液が増えると、それだけで口内のPHが酸性になるのを防ぎます。しかも唾液には炭酸、重炭酸、リン酸、カルシウ…

Q.ガムは、喉の渇き防止やあごの運動によいですか。

A.まず、アメと同じく甘味料、砂糖が入っているものは勧められません。噛むのが好きな人には、ストレス対策にもなりますし、たばこの代わりにもよいでしょう。しかし、好きでないのに噛むのは、緊張を生じるので勧められません。(♯)

Q.なぜ、発声で喉仏も動いてしまうのですか。☆

A.元より、喉は発声のためにあったわけではないのです。喉仏、咽頭が動くのは、風邪で喉が痛いときにものを飲み込むときに感じたことがあるでしょう。あるいは、喉につまったり、熱いもの、冷たいものが食道を通って胃に入るまでの動きも感じられますね。…

Q.発声によくない副作用のある薬は何でしょう。☆☆

A.発声のなかでも、ストレートによくない状態は、ドライマウスです。花粉症対策の薬、風邪薬などでも喉が乾燥することはよくあります。睡眠薬、抗うつ剤も高血圧の人の降圧剤もそうです。眠くなるものが多いのは、体を休めなくては病は治らないのですから…

Q.病に触れられることが多いのは、発声のリハビリを行っていらっしゃるからですか。

A.声は、口や喉、鼻を扱うことになります。特に、病院の紹介、また耳鼻咽喉科や音声クリニックからいらっしゃる方には、メンタル、フィジカルに加えてリハビリに近いことにも入らざるをえないのです。つまり、研究所では、言語療法や理学療法なども踏まえ…