発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2018-03-19から1日間の記事一覧

Q.性による声域の違いは、どう違いますか。

A.大人の男性の生理的音域は、およそ60~500ヘルツ(約3オクターブ)で、話声位は120ヘルツ、女性の生理的音域は、およそ120~800ヘルツ(約2.5オクターブ)で、話声位は240ヘルツです。(♭ф)

Q.話す声の声域は、どのくらいですか。

A.話声位は、その人が出せる一番低い音から3~5音上の音で、このあたりが楽に発声できる声域です。話し声の幅は、1オクターブくらいです。 声の高さは朗読などではやや高くなります。また、緊張したときには、さらに高くなります。(♭ф)

Q.人間が出せる音の高さは、どのくらいですか。

A.数十ヘルツから千数百ヘルツ、範囲はおよそ4オクターブくらい、現実に歌などに使える範囲は、その中の約2オクターブ程度と思えばよいでしょう。充分なトレーニングを行なうと、約4オクターブくらいの発声も可能となるようです。(♭ф)