発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2026-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Q.声は他の人より出るのですが、どうも歌う声がよくありません。ヴォーカリストに不向きなのでしょうか。

A. 生まれついての声など、何万人に一人の美声でもなければ関係ありません。人が感動し、賞賛するだけの価値を、声や歌につけられるかどうかです。向き不向きではなく、チャレンジする資格、やれる方向は誰にでもあるのです。 声は、自分の身体を楽器としま…

Q.一番声が出ると思ったところで、歌も歌った方がいいのでしょうか。

A.どちらもやりましょう。一番声が出るところだけでは歌いきれません。身体から表現することと、きちんと出るところを詰めていくこと両方必要です。

Q.何かを意識すると他のことができなくなります。

A.最初はそれでよいです。今、何のためのトレーニングかをはっきりさせましょう。息吐きのトレーニングをしているのにリラックスのことばかり考えても仕方ありません。

Q.ハードロックをやっていて、高いところばかり使っているので、中低音がうまく出ません。もともとの音域が高めだからと言われたのですが。

A.時間をかければ大丈夫でしょう。シ~レのあたりでしっかり声にするトレーニングをすること。身体が変わればきちんと使えるようになる音域です。出ないところではありません。現在の高音域も、くせがひどいというようなことはないですが、そのままでは十…

Q.自分の言葉(歌の中で)はくせがついているのでしょうか。

A.出し方にある種のくせはあっても、表現を優先した場合、それを矯正する必要があるかどうかは人によります。それが不快に聞こえたり、くせだけが耳につくとしたらよくありませんが、表現として届けばよいでしょう。ただ、言葉の練習をすることでも、音声…

Q.言葉のトレーニングについて。言葉をうまく自分の言葉にできません。

A.言葉で言ってみるとき、出し方についての先入観を捨てましょう。身体をつかって張り上げるのではなく、まず声を握ってしぜんに出し、それを息によって深く大きくしていく、というようにきちんと段階を踏むことです。

Q.一番喉が開く気がするところで行なうのがいいのでしょうか。☆

A.喉の状態を意識するのも大切ですが、身体の中心から息を吐いたり、声を出すことをしっかりやりましょう。喉が開けば声が出るわけではありません。

Q.外国人のプロでも喉声としか思えない人がいるのですが、あれは喉声ではないでしょうか。

A.たとえ喉にかかっていても、身体もきちんとついています。表現そのものの価値と喉声かどうかは関係ありません。

Q.日々どのような練習をこなしていけばよいか。

A.メニューが自分で立てられるようにしていくために学びます。自分で最適のメニューができるようになればよいのです。レッスンは練習しにくるのではなく、練習の仕方を覚えにくるのです。その練習をした結果をみせてチェックする。本当は、自分でやらない…

Q.支える身体を使うということが、どうしても力を入れることになってしまう。☆

A.身体の使い方にタイミング、スピードを見つけましょう。バネのようにゴムのように身体を使う感じです。

Q.共鳴について、胸で押さえつけてしまうのですが。

A.声たての場所をみつけること(そこを息が通ると鳴る)。声帯は喉にありますが、そこを意識するとどうしても部分的になります。自分の身体全体を響かすつもりで、ポイントを胸に持ってくるとよいでしょう。時間をかけてゆっくりとやる。柔軟や、リラック…

Q.息吐きには、いろいろな吐き方があり、どれが正しいのかわかりません。

A.質問には、答えるのに難しいものがあります。音の世界は、その中に住んでいる人でないとわかりません。目が見えている人は見えてしまうがために見逃していることが、聞くだけに専念している人には入ってくるのです。そのことに取り組んで、自分なりの基…

Q.身体のバランスが悪い。どうしたら直るか。

A.まず、どう悪いのか、どう身体のバランスが崩れているかを、知ることから始めてください。

Q.身体から訓練するのがいいか、響きからがよいかわからない。

A.よい歌い方ができて、はじめて歌うための筋肉は使われます。訓練は、目的によって違います。

Q.マイナースケールについて知りたい。

A.ナチュラル、ハーモニック、メロディックの3種類があります。(楽典参照rf.)

Q.音程がとりづらい理由は、発声にあるのでしょうか。

A.母音の使い方で、発音が浅く、ひらべったい、なども関係します。しばらくは「ア」より、「オ」の母音で口の中を広く使ってみてください。

Q.楽譜で、半音ずつ上がっていくとか、下がっていくとかあるのですが、ピアノとかないので、どういう風に上げたり下げたりすればいいのですか。

A.小さなキーボード(パソコンでも代用できるかもしれません)を買うか、CD付きの本を使ってください。

Q.練習したいのですが、まずどのようにすればいいかわかりません。腹式呼吸などができないと、次の章ができないような気がするので。この本は、各章ごと、できてから次へいくのですか。とにかく、なにから手をつけていいのかわからないのです。本にそったスケジュールみたいなものを作っていただけませんか。

A.建前でなく本音でアドバイスします。人に会わずして深く学ぶことはできません。誰もに共通のやり方、スケジュールなどないからです。呼吸法一つでも、完成などありません。できてから、次にいく必要はありません。まずは学ぶことができるということがど…

Q.メトロノーム4拍で、♩=80、♩=120とは、どのくらいの速さでしょうか。

A.書店で音楽辞典や楽典で調べてみてください。

Q.メトロノームがない場合はどうしたらいいのですか。

A.時計でもよいのですが、安いものでかまわないので、購入してトレーニングした方が効果的です。

Q.母音のトレーニングで、「アエイオウ」の口のあけ方は。

A.本を参考にしてください。あまりはっきりと口を動かさなくてよいです。

Q.何分の何拍子の曲か、わかりません。どうしたらいいですか。

A.よく聞いて、手でリズムを叩いてみてください。楽譜を買って、そこで拍子をとってから曲を聞いてみましょう。いろんなリズムパターンを知ることです。

Q.音に対する勘を磨くのに、よい練習法はないですか。

A.自分の好みの曲以外のフレーズコピーを、毎日何フレーズか行ないましょう。歌でも、楽器でもよいです。そっくりにコピーしてみる。歌でなく、ギターだけとか、ベースだけなど、バックの演奏をコピーするのもよいでしょう。

Q.いつもテンションを高く保つためのトレーニングはありますか。☆

A.常に本番の状態をイメージすること。ドアを開けたら観客がいるとか、一流シンガーと共演中とか、レッスンでフレーズを回すときにも家で練習のときも、そういうイメージにすること。ステージ衣装も着てみましょう。そのうち、それをしなくても入れるよう…

Q.声のこもり、フレーズがだらしない点を、自分でもわかっているのに、歌うとそうなってしまう。

A.自覚があればいいです。厳しくチェックしましょう。人前で歌う時はそこを見られることを忘れないようにしてください。

Q.全然違うことをするつもりで本番がダメになってしまった。テンションの問題か、練習ではできたのに。

A.テンションの問題もあるでしょうが、テンションを上げてあとはやるだけという状態にするには、作品のどこをどうするかなど、事前に徹底してつめていなければできないでしょう。

Q.地声の練習をしていると、よくない声に思える。笑い声が高くて通るのだが、それが正しい声ではないのか。

A.必ずしもそうともいえませんが、コントロール力と息、身体がついているかどうかを判断してください。

Q.地声が出るようになればコントロールできるようになるのですか。

A.地声を取り出すのと、コントロールするのは別のことです。

Q.しっかりと声を出すようにすると、喉が弱いので、痛くなりうまくいかない。

A.大声を出そうとせずに、クリアで通る声を心がけることです。

Q.美空ひばりの曲が課題だったら、その表現の多様さにとまどう。

A.唄わされるのではなく、その曲を自分が利用して唄うつもりでやってください。