2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧
A.まず題名はアマリリではなくアマリッリとLを撥ねます。bellaはベッラ、llは舌を上の歯に付けて二重に発音します。desioはデズィーオ、d'esserはデッセル、crediloはクレーディロ、e se と母音にはさまれた子音sはエセ、t'assaleはタッサーレ、dubitarのu…
A.普段日本語で話をしているとあまり声のことを意識することはないかもしれませんが、ラジオやテレビをつけたときにたまたま語学講座をやっていてネイティブの発音などに触れたときなど、あれ、大分オーバーに声が大きく聴こえるなあと感じたことはありま…
A.普段よくやるレガートの音階練習はあまり意識しなくても声が簡単に出るかもしれません。ところが「ハッハッハ」や「ホッホッホ」は、まず声を出すためにも勢いが必要ですし歌っていては、すぐのどが疲れて痛くなってきてしまうでしょう。ですから意識を…
A.イタリア古典歌曲の「Caro mio ben」を例にとってみましょう。歌詞の2段目credimi almenは クレーディミ アールメンとそれぞれ先頭にアクセントが来ます。senzaはセンツァ tuo はテゥオではなくトゥオです。fedelはフェデルではなくフェデール、ognorは…
A.確かに一流の歌手の声には聞き手の心に入ってくるような微妙な息遣い、声の抑揚、言葉の厚みなどが感じられますね。特にフレーズの最後にスーッと消えていくようなビブラート、また大きく歌い上げた後の余韻のこもったビブラートはオリジナル性があって…
A.ミュージカルはマイクを使って上演されますが、声楽、オペラは自然な響きの中で上演、演奏されます。声楽はマイクに頼らない分、体で十分共鳴させて響きを自ら作っての発声になります。といって頭声だけではヴェルディやプッチーニといったイタリアオペ…
A.まず、ロングトーンですがベースは呼吸法と同じようにやることです。呼吸法では長く息を伸ばせるのに、声にしたときに短くなってしまうのは息が無駄に出ていっている、と思ってください。呼吸法と同じですから、息を吐く(声を伸ばす)時は丹田を意識し…
A. のど声であるという自覚があるということは、自分の声に疑問をもっているということですね。まず疑問を持てたことで問題は解決の方向へ一歩前進しています。普段の話し方、言葉の発音から変えていくとよいです。どうしても「歌う」ことを意識して歌いだ…
A.こののど仏を下げる行為は、声を深くするために行っています。それと同時に、きちんとのど仏が下がっていると、のども開いた状態になっていきます。しかし、これは間違って練習してしまうと、おっしゃるように首に力が入って、逆にのどをしめつけて、苦…
A.「レッスンで行ったことを活かしてください」と言いたいところですが、ライブは素の状態を人前でさらけ出すわけですから、発声のことなどを順序だてて歌うことは意味がありません。今の状態を受け止め、それを出し切りましょう。発声のレッスンなど意味…
A.ジラーレはまずは低音~中音の1オクターブをしっかりとできたうえでおこなう高音を出すテクニックです。この中音域までの音をしっかり声帯を振動させた深みのある声にしておかないと、いざジラーレをするときに薄っぺらい、ただ頭声で響いている声にな…
A.高い音にいくに連れて音量が大きくなるのはしぜんな原理です。ですが、無意識ではいけません。自分のテンション・感情に流されて闇雲に歌うのではなく、歌い手ならば息の量・音量をはじめ、表現においてまですべてコントロールできなければなりません。…
A.まず力強い、パワーのある声というと、ゴスペルなどを思い浮かべる方も多いかと思います。地声(胸声)には人の心にダイレクトに響くものが確かにあります。もちろん、頭声でも体の中の「声が響く場所」に当てれば、楽な状態で(この”楽”というのは=自…
A.この質問の答えは難しいですね。私の見解としては、よい声は声帯の声門がしっかり閉じて、声帯がバリバリと振動している声がよい声だと思っています。男性なら低音の男らしい響き。女性なら透き通るような美しい響き、と思います。それに子供は天使の輝…
A.わたしは「窓の外の景色(それもできるだけ遠くの方)」を見ながら練習することをお勧めします。遠くのほうにある一つの建物、陸橋、木々…等に狙いを定めて、あたかもその目標物にまで声を届かせるつもりで練習を行うのです。よく”声を遠くまで響かせる…
A.「声量」というのは、ある程度は生まれつき持っている資質によります。生まれつき持ち声が大きい人もいれば、小さい人もいます。 但しそれは訓練次第で変化させることができるのです。(それが声を育てる面白味でもあります!) 特に高い音は、無理な練…
A.そのイメージに集中して練習するように。
A.普段からアゴを左右に動かしたり、回したりなどのストレッチと、声を出す前にアゴに手をおいておくのも一つの手です。 唇、アゴ、舌根を柔らかくする訓練 唇…息を流して震わせながらのスケール練習。アゴ…①下前歯に舌先をつけ、左右に5回づつ動かす。 ②…
A.唇だけでなく、口や舌、顔の筋肉をやわらかくすることで、声は出やすくなります。特に外国語の場合は、唇や舌を使って音を発するため、トレーニングでよく動かしておくことで、しぜんな音を出しやすくするのです。
A.最初は意識してやりますが、トレーニングで繰り返すうちに、無意識に力が抜けるようになると捉えてみてください。それには時間がかかります(個人差があります)。一流の人たちは、それが無意識にできているということです。
A.聞いてと言われても、何の音が鳴っているのかもわからないし…と考えてしまうかもしれませんが、わからなくてもこの「聞く」という気持ちがとても重要なのです。注意深く耳を傾けることです。例えば歌詞やリズムなど、他のことに気をとられていませんか。…
A.発声を気にしないオペラ歌手はいません。ただ、一言で述べられる内容ではありません。 まず、音声生理学的(人間の発声器官の構造上)に発声と構音(発音)は、最高音域においては両立しがたくなります。オペラは、演奏スタイル上、発声と共鳴を優先せざ…
A.のどの奥をしっかり開けて発声するのが基本です。そのためには、あくびをしたときの状態、つまり顎、顔全体、唇の力が抜けてリラックスした状態で歌います。顎が普通の人より縦に大きく開かないなら、無理をせず毎日少しずつ耳の前のくぼみができるくら…
A.確かに声を使わない仕事はない、といってよいほど現代はコミュニケーションが重要な時代になってきています。いつどこで声を休めるかというのも課題ですね。普段の仕事のときに、発声法を活用してみたらどうでしょうか。つまり日ごろからひびく楽なポジ…
A.「ドレミファー」の言葉と音程を組み合わせるとかなりの組み合わせになります。初めての人にはメロディーまで付けて歌うのは難しいかもしれません。子音を取って母音だけで歌ってみるとシンプルになり、歌いやすくなります。「ドミソミド」を母音だけで…
A.日本の冬はいわゆる空っ風の影響で、空気が乾燥しがちで声にはあまりよくありません。逆にヨーロッパでは、この時期、霧が出るくらい空気が湿っている環境で日本とちょうど逆の気象状況になります。その代わり日本の雨季の時期は、向こうはカラッと乾燥…