11.トレーニング/日常の練習
A.その状況を見ていないので想像の範囲ですが、必要以上に大声を出していた、(季節によっては)冷気を吸い込んで喉が乾燥していた、身体を使わずに喉だけで歌っていた、などの理由が挙げられると思います。 室外では音の反響がない分、ご自身の声が聞こえ…
A.普段の動き、呼吸、歩き方、顔つき、しぐさをチェックしておきます。レッスンのときには必ず、いつもと比べてみます。ギャップをしっかりみてなくすのか、そのままにしておくのか考えましょう。([E:#x266F])
A. 周囲の同調圧力でつぶれているのではありませんか。表現には、手順が必要です。練習の時空の確保や組み立ても条件の一つです。練習を主体的に実行する能力が問われるのです。([E:#x266F])
A.あまりうるさいと、難聴になりかねません。やむを得ないのでしたら、声の準備運動くらいに考えて、レッスンを受けていって、間違った方向へ行かない判断力をつけてください。集中したら気にならないものでしょうが、周りがうるさいと大きく出し過ぎるも…
A.自宅で時間を取って自主的に練習されている、ということは素晴らしいことだと思います。ただ、瞬間的に声を出す=声が鍛えられる、という単純なものではないので、声の出し方や練習時間によっては、逆に声帯や喉付近に負担をかけてしまっている場合もあり…
A.いつも使っているメニュで調子をみるのがよいと思います。歌唱であれば、高音域や裏声ファルセット、声区の変わり目などの微妙なところでみると、わかりやすいでしょう。音色の変化でみることができたら一人前です。([E:#x266F])
A.声も筋肉でコントロールするのですから10日も話さないなら10日入院しているのと同じです。
A. 例えば相撲をとる力士ならば、みるからに体が大きいです。競輪選手は太ももなどがとても発達していますし、バレリーナーは歩き方、特に階段の上り下りでとても特徴がでます。このように、アスリートと呼ばれる人々はそれぞれの競技で 身体的特徴がでてき…
A.レッスンをしていて、焦りからかすぐ声にしなきゃとか、すぐ音声をださなきゃと思う人がいるようです。そう考えると、体は固まるし息は流れないし、おなかの底から吐けないし、あまりいいことがありません。発声練習の段階なわけですし、声をテンポ通りに…
A.レッスンではテキストを読む前に、呼吸の練習や発声を行っていると思います。呼吸の練習では日常的には、やらないようなしっかりとした息を吐き、発声でも普段の話し声よりも大きく出しています。自覚に関わらず、それらの行為が少なからず日常に影響を与…
A.すぐに使えるメニュは、これまでもしぜんとうまく使っていた声と近いものです。それでは、1、2割はよくなるが、いずれ頭打ちになるケースが多いようです。ヴォイトレでは、できるだけ早く1、2割変わればいいという考えもあります。ただ、それでは、根本…
A.どれでもよいから続けることの方が大切です。やりやすいものからでよいです。身体づくり、呼吸づくりはコツコツとやっていくしかないのです。
A.出し続けていると疲労するのは、やり方が合っていないのと、本人の準備が整っていないケースがあります。そのメニュをやめるのか続けるのかは、高度な判断がいります。
A.生活環境はそれぞれご事情があるかと思いますので、練習に際しては工夫が必要になります。ただ、大きな声を出せなくても「歌うための身体を鍛える」練習は可能です。大抵の人はレッスンで呼吸の練習を行ったことがあると思いますが、これは 吐いた息に声…
A.たくさん歌った直後にすでに話し声が掠れているようなときは、かなり頑張って喉を使い過ぎた、負担をかけてしまったというサインです。頻繁にその状態になるのであれば、ご自身の歌い方、練習方法を見直してみることをお勧めします。 ライブなど本番のと…
A.人に聞けるくらいの状態なら、レッスンに出なさいと言っています。人に迷惑をかける病状のときは別です。本番は調子の悪いときにもあるからです。それと、そういうときの可能性や凌ぎ方を知っておくことです。そういうときは、自分でトレーニングを行う…
A.その場を出てからが本番です。でも、そこが本番という人がいてもよいと思います。([E:#x266F])
A.歌手や役者はあまりプランニング能力に長けていません。アスリートもコーチがいないとそうかもしれません。だから、夢みて、エイヤッと気持ちでやれるのですから、こまごましたことはコーチ、トレーナーに任せることです。そのためにいらしている人もい…
A.一つの声を何のためにどう出すのか、そして、その結果どうだったのか。これらをチェックしてみてください。私がトレーニングの見学をしていると、その多くは、ただ声を出している人ばかりです。それではウォーミングアップです。レッスンやトレーニング…
A.ひとりで歌っても合唱でも喉が痛くなる場合は、歌う環境を問う前に発声の基礎からていねいに取り組むことをお勧めします。もしあなたがひとりで歌うときは大丈夫なのに、合唱では喉が痛くなるのであれば、周りの人の声に影響を受けていることが大きな理由…
A.同じ日本人でも時代環境が違います。また、心身が違うのなら、稽古も違がわざるを得ないのです。それを同じ土俵に上げるために補うのが基礎トレーニングです。☆(♯)
A.元の体が違うということ、喉も違うのです。絶対的な違いをどのように乗り越えるのか、分析と統合、体の差を埋める方法を考えていくことです。(♯)
A.「フォルテ」を意識し過ぎて1拍目から喉を押していませんか。その時点で息が流れにくくなるので、声が持続しない、なのでもっと押す、の繰り返しになってしまいます。また、ときどき「フォルテ」=声を出すときに強い負荷を感じるもの、と思う人がいます…
A.生じ声を出すよりも、息を吐いている方がよいのです。声帯そのものを疲れさせるよりも、声をうまくコントロールできるように体を鍛えておくことが、トレーニングの目的だからです。(♭б)
A.息によるトレーニングをしっかりやることをお勧めします。これは、時間も場所も問わず、やれます。必ず毎日、何回もやってください。(♭б)
A.ノートをとることが目的になってはいけないということでしょう。トレーナーと時間をかけられるなら、他のことをしないで、場に集中し、聞いて感じていく方がよいとは思うのです。(♯)
A.型をくり返すと感覚やイメージからことばが生じます。それは自分のことばです。それが、自分には他の人との壁を乗り越えるのにヒントになることもあります。トレーナーのことばがヒントになり、それが変じて自分のことばになることもあります。それは、…
A.毎日の体の管理に、トレーニングにのぞむときの状態を整えること、さらにトレーニング中での姿勢やリラックスなどに関する基本を身につけることです。(♭б)
A.本当に声がうまく出たというときの感覚は、案外とわかります。ただ、意識的に再現することは難しいのです。まずは、いつでも、(どんなによくないときでも)その声をしっかり出せるようにするために、トレーニングを要するのです。(♭б)
A.本来は、声づくりは、無理せず、基本的なトレーニングから、順に少しずつ確実に身につけていくのが理想的です。時間の差はあっても、誰でもやれば声は必ずよくなるのです。(♭б)