発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

17.喉トレ/アンチエイジング/健康/ダイエット

Q.マッサージに、週に2回通っていますが、よくなりません。

A.もともと、よくない現象が起きてから、そういうとこに行くのですから、それが起きているところに戻ってきたら、また元に戻るのは当たり前です。特に、パソコンを使っているときや人に対するときに、起きやすいと思われます。できるだけ、そういう状態にな…

Q.スマホで疲れた場合、どうすればいいでしょう。

A.目が疲れて頭が重くなります。背中や腰に疲れを感じることもあるでしょう。多くは目からの疲れです。途中で、目を閉じて休めましょう。体を動かしながら、遠くを見たり、いろんなところを見るだけでも、かなり楽になるはずです。

Q.身体の調子のよい日がありません。これでよいのでしょうか。

A.身体によくないことが起きると大変なので、敏感になっていることは悪いことではありません。それを必要以上に気にしないことが大切です。気にすると、さらに気になって、メンタルだけでなく、フィジカルにも悪い方に行きかねないからです。

Q.身体の状態がよくないとは、どういうことでしょう。

A.それぞれの身体部分を、頭、首、腰、足先まで、それぞれにチェックしてみてください。頭が痛い、肩が凝っている、背中が張っている、腰が鈍い、などと具体的に捉えておくのです。

Q.思い込みかもしれませんが、いつもどこかがとても痛みます。☆

A.まさにそれが思い込みなのです。どこかが痛いときに、そこを気にして、そこにばかり注意を向けていると、身体は、全体に広がらないように、そこに痛みを感じるようにできています。こういうときは、むしろ身体全体で痛みを受けとめるようにした方がよいで…

Q.体を休めても、疲労感が抜けません。☆

A.疲労は、発熱や痛みと同じように、体への警告です。脳の血流不足で、アミロイドβタンパク質やタウタンパク質といった疲労物質が溜まっていると、疲れは取れません。何よりも規則正しい充分な睡眠が必要です。鼻呼吸もそのために大切です。

Q.なぜコロナウイルスでエクモが脚光を浴びたのでしょう。☆

A.エクモは、肺の機能を代行するものです。体外式膜型人工肺といいます。太もものつけ根の静脈から、黒ずんだ二酸化炭素の多い血液を外に取り出し、人工肺でガス交換を行い、酸素を入れて真っ赤にした血液を首の血管に戻すわけです。呼吸というのが、ガス交…

Q.肺の機能が弱まるとどうなるのでしょう。

A.肺の肺ぼうから酸素を充分に取り込めないと、全身の細胞が酸素不足に陥ります。全身の毛細血管まで酸素が行き渡らなくなります。冷え性やむくみ、がんの原因にもなります。脳も酸素不足で、集中力の減退、認知症の原因にもなります。浅い呼吸の状態です。

Q.浅い呼吸はなぜよくないのでしょう。

A.浅い呼吸は自律神経のバランスを崩します。すると、血流や腸内環境にもよくなく、血管や内臓疾患を起こします。免疫細胞の働きも悪くなるのです。免疫力は、呼吸能力と深く関わっているのです。

Q.声が老けてくるとはどういうことなのでしょうか。☆

A. ろれつが回らなくなる。 声が掠れる 声が低くなる。 声域が狭くなる 大きな声が出なくなる。 長くしゃべれなくなる。 語尾が消えている などたくさんあります。イメージとしては、お年寄りの声を思い浮かべればよいと思います。

Q.ルゴール液は使わなくなったのですか。

A. 赤チンを使わなくなったのと同じで、ルゴール液は、今は塩化亜鉛などを使っているようです。これでも風邪防止になります。痰が出るときには、去痰剤があります。薬屋にも売ってます。

Q.歌うことはどのように身体によいのでしょうか。

A. 呼吸を大きくすることができます。 呼吸の筋肉や喉の筋肉を使います。 表情筋や肩、顎、首などの筋肉も鍛えられます。

Q.よい声を出していると、疲れにくく、健康になるのでしょうか。

A.よい声が出ているときは、だいたいにおいて、健康だと思います。声の振動は、自分の体にも伝わります。それが心地よく感じられるのは、骨から内臓から全身のマッサージをしているということになります。声が出にくい人は、体をこわばらせているとか固い人…

Q.ベテランでも、齢によって衰えてきたら、ビブラートが乱れてきますか。

A. 聴覚のフィードバックでコントロールするので、聴覚の衰えもあるかもしれません。ここでいうビブラートは、5.2〜5.8Hzのピッチ変動です。

Q.声を出すトレーニングをすれば、誤嚥性肺炎は防げるのでしょうか。

A. 誤嚥性肺炎の原因にもよりますが、少なくとも声を出していると、飲み込むという嚥下作用をすることができ、誤嚥を防止しやすくなると思います。飲食と呼吸と摂食はつながっている部分が多いからです。

Q.声のトラブルは、どういうことを意味するのでしょうか。

A. 歌などでは高い声が出にくくなったり、声がかすれることがわかりやすいと思います。日常的には声が小さくなったり、出しにくくなること、喉が痛くなったり、息苦しくなること、滑舌が悪くなって噛んだりすることでしょう。声が震えるみたいなことで気づ…

Q.声がうまく出なくなりましたが、病気でしょうか。

A. 病気ということもありますが、多くの場合は、声の機能の低下、つまり、筋肉の衰えなどと同じで、喉も衰えていくということです。

Q.安楽死が認められるケースはあるのでしょうか。

A. 不治の病で死期が迫っている、患者の苦痛が大きく、その緩和を目的とする、本人の承諾がある、医師の手によるなど、条件次第では、容認される場合もあると思われます。

Q.吸入器は、声帯まで届いて潤わせるので、必携ではないでしょうか。☆

A. 喉が乾燥しているなら、口の中に水を含むとよいのですが、声帯については、外から水分を吹きかけて、というよりは、声帯そのものに内から水分が、つまり血管からの補給が大切です。 つまり、体内の水分です。 ただ、あまり難しいことを考えず、メンタル…

Q.ハーブティーやマヌカハニーは喉によいのでしょうか。

A. そのように考える人もいれば、それがとてもよいと感じる人もいます。あなたもそうであれば、使えばよいでしょう。ただ、必ずしも根拠のあることではなく、リラックスや栄養で、お気に入りであれば、適度に使ってみてください。

Q.漢方の響声破笛丸で、喉の状態がよくなると言われました。

A. 最近、声によいと言われ、よく名前があがります。しかし、漢方の処方は、とても個人差があり、その量についても難しいです。私たちは医学的なことに関しては、アドバイスは避けるようにしています。人によっても違いますし、こういったものについても副…

Q.加湿器は絶対に必要でしょうか。

A. できるだけよい状態でトレーニングしたほうがいいと思いますので、乾燥していると感じたら、加湿しておく方がよいでしょう。乾燥で喉を痛めることは避けたいです。 しかし、ステージやスタジオは乾燥していることが多いので、練習では、いつも充分に加湿…

Q.日ごろからマスクをしたほうがよいでしょうか。

A. 風邪やウイルス、細菌などの予防に、そのような心配がある所では、つけるとよいでしょう。空気の悪いところ、ほこり、排気ガス、PM2.5など、喉によくないものからは、喉を守ることです。

Q.のど飴や、のどスプレーは、必携でしょうか。

A. 人によると思いますが、あまり頼りすぎないことも大切だと思ってください。うがいをしたり水を一口飲んで、喉を乾燥させないようにするとよいと思います。

Q.発声と食事の関係について知りたいです。

A. 一般的には、歌ったり喋ったりする2時間くらい前には、食事を終わらせた方がよいです。あまりお腹が空きすぎているのもよくありません。消化がよくカロリーの高いものを食べておきましょう。

Q.満腹と空腹は、どちらがよいのでしょうか。☆

A. 満腹であると腹式呼吸が制限されます。空腹では気力や体調がすぐれなくなる人もいます。その日の体調にもよるでしょう。個人差があるので自分なりに研究してください。

Q. 生理中の声の変化はどういうことが考えられますか。

A. 個人差がありますが、声が掠れたり艶やかでなくなるとか、ひどい場合は出血するという人もいます。これは声帯の浮腫などが原因でしょう。エストロゲンの減少によるものです。

Q.抗アレルギー剤が苦手です。☆

A. 抗アレルギー剤は、花粉症などにも使われています。眠気や口の中が渇くことがあります。特に抗ヒスタミン剤では粘膜分泌が減少してしまうからです。注意書きをよくみましょう。かなり改良したものも出ていますので、自分に合ったものを使いましょう。

Q.点鼻薬について知りたいです。☆

A. 以前は、血管収縮剤の入っているものが多かったのですが、鼻づまりによく効きましたが、やはり長期の使用がよくないようです。困った時以外は使わない方がよいでしょう。 いろんな薬を飲んでいる場合は、それを必ず医師に告げてください。

Q.妊娠のときの注意がありますか。☆

A. 安定期になるまでは、大きな声を使わない方がよいでしょう。しかし、全く使わないのはよくありません。ホルモンバランスが異なりますので、いろんな変化が人によって出ます。 エストロゲン(卵胞ホルモン)よりプロゲステロン(黄体ホルモン)がメインになり…