発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q3860.あまり狭い部屋で練習しないほうがよいでしょうか。

狭い部屋で歌いすぎると、目線も遠くを設定することが難しく、歌のスケールも小さくなりがちになるのではないかと思います。予算の問題はあるとおもいますが、なるべく広い部屋を使って練習するほうがいいに越したことはありません。まず、目線が下がりやすくなります。正しく出ていなくても声がよく自分の耳に返ってくるので、自分の声を過信しやすくなります。調子を落とす原因がここにもあるわけです。もし狭い部屋でずっと練習し続けることしかできないとしたら。これを回避するには相当なイメージ力を使って日々練習していくしかありません。たまには広い部屋を確保して歌ってみることをお勧めします。視野も広がってメリットが多いと思います。(♭∀)