発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.ヴォイストレーナーは、ヒーラーのような人が多いように思うのですが。

A.トレーナーにも、最初からなりたいと言う人は、一流のアーティストを目指さず、視野に入れたこともない人が少なくありません。元より、声のマイナスをゼロにする努力をしてきた人で、同じように、その能力の欠けている人を人並みに戻す医師や精神科、カウンセラー、ヒーラーのようなタイプです。その分、親切ですが、メンタルサポートに終わってしまいがちなのです。(鈍い体や感覚への対処の経験が、時として、天才、一流のトレーナーに大化けしたり、そういう人をアドバイスし、フォローに活きることもありますから、何とも言えませんが)これは日本人に多いケースですが、日本だけでなく、日本人受けする海外のトレーナーにもよくみられるようになってきたパターンです。ヒーラーのようなトレーナーで、予防医療、高齢者の呆け防止や、うつ病、自殺、生きがい療法などに向いています。ここにも、その方向でいらっしゃる人が多くなっています。今年、私が頼まれている大学は、リハビリ専門のところです。(♯)