A.これを克服するために、深い息と声門の開くHの(子音中心、音色、強弱)「Hai」をきっかけにします。深い「イ」は、声が縦になりますからわかりやすいです。(イメージ)Gの行(Ga, Ge, Gi, Go)も同じです。(rf→ 「縦の声」)
体の原理に忠実にすると、日本人を離れて、“世界レベル”での「オペラ歌手の発声原理」と、共通してくるわけです。私は胸で響くような、深い声を追求しています。初期の頃は、私はそれを「役者声」、「イタリア人の声」と言っていました。トレーニングとしては、これまでと全く違う感覚刺激を与える必要があり、しかも負荷トレーニングとして鍛えられるところに基礎をおくことだから、これは理にかなっていると思います。
ここで問うている“世界レベル”とは、天才レベルということでなく、民族や文化の差を超えた人類レベル(人間としての共通)レベルということです。(♭)