発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2015-06-28から1日間の記事一覧

Q.演劇のわざとらしく高揚させた声の使い方が好きになれません。

A.それが好きな人も嫌いな人もいるのでしょう。演劇は、人生の出来事の凝縮された濃いものですから、それ自体、すべてがわざとらしいのです。第三者に伝えるものですから日常のテンションで言うのはあまりないことです。(♯)

Q.酔った状態の声は大きいではないでしょうか。☆

A.それを使いたいから飲んでよいか、ということでしょうか。心身が日常の抑制を忘れることで解放され、五感も鈍くなるので大声は出ますね。いつもの発声の悪いくせが見事にとれていることもありますが、ハイテンションのコントロールという目的とは方向が…

Q.くせのついた声で話している人はいないのですか。

A.どこまでがくせなのか明確な基準はありません。声に正しい間違いもなく、それぞれの顔のようなものと言っています。ただ、顔が汚れていたらいけないように、声自体よりも、聞きとれない発音、声量、ことばの語尾などの問題で判断されます。社会人は、話…