A.どこまでがくせなのか明確な基準はありません。声に正しい間違いもなく、それぞれの顔のようなものと言っています。ただ、顔が汚れていたらいけないように、声自体よりも、聞きとれない発音、声量、ことばの語尾などの問題で判断されます。社会人は、話し方も社会で通用するように改善されていくのです。ただ声については、くせというより個性としてその人らしさに捉えられているので、ずっと使ってきたのは簡単に変わらない、どこかその人に合っていて、その人が好んでいたり楽だったりしているところもあるからでしょう。それはそれでいいと思います。皆が同じ声で同じ話し方をする社会など心地よくはないですから。(♯)