発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2018-11-27から1日間の記事一覧

Q.深いため息から声にするのは、なぜですか。

A.息が声になることのわかりやすい例として、ため息(ハアー)をそのまま声にしていくのは、アプローチとして入りやすいといえます。息も声も少しずつ「太く強く大きくする」というイメージをもってやってください。ただし、のどに負担をかけないことです…

Q.本当に深い息というのは、どんなものですか。

A.最初は息を吐くだけでも相当な体力がいります。息もまた、体で完全にコントロールしていくのです。それは、すぐれた俳優やヴォーカリストのもつ息に耳を傾けてみるとわかるでしょう。 声を大きく出していないのに、観客席に隅々までしっかりと伝わる声、…

Q.声や息のイメージをどう捉えていますか。

A.声も息も、一本の針金のように、細くともしっかりと芯があり、動きの線のみえるものです。そういうものだからこそ、言葉を自在にコントロールでき、遠くまではっきりと聞こえるのです(マイクにも効率よく入るのです)。 最初は、ため息をお腹一杯の空気…