2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧
A. 上げたら上げただけよいというような事は決してありません。そもそも見た目におかしいでしょう。しかし見た目におかしくても、ほんとに音色がよくなり歌唱力が上がるならそれもありです。ただし、そういう歌手がいるからといって、自分もそうすればよい…
A. 表情筋が鍛えられていなかったり柔軟な状態を保てない時にそうなるのであれば、それはできるだけ使って、慣れていきましょう。 何事も限度がありますから、無理が来ることは禁物です。口角を上げなくては響かないというのは嘘で、より細かなところでの微…
A. 指導上は顎を引いて歌うようにします。しかし、顎を上げて歌っているようなシンガーソングライターも多いのです。その方が声がだしやすかったり歌いやすかったりする、あるいは座ってギターを弾くためとかいろんな条件の中で、自分で決めていけばよいの…
A. 状況による誤解が大きいと思います。舌の正しい位置は、上顎につくかつかないかのところで、つけないところです。こうしないと鼻呼吸になりにくいからです。 ですから、下にペタンとしている場合は、持ち上げたり舌の位置をあげなさいと注意をするトレー…
A. 合唱団などを見るととても口を大きく開けて歌っている場合もあります。しかしよくよく見ると必ずしもそうではないでしょう。日本のゴスペルのステージを見たとき、私はエアロビクスの笑顔を思い出しました。手振りに身振りがやたらと向こうの文化なので…
A. 低いところで太い声を出すと、発音ということからいうと明瞭ではなくなります。特に日本人は低く太い声を聞きなれていないから、尚さらです。何となく、イメージやものまねからの影響で、本人のは、はっきりしていると思います。発音明瞭に集中するので…
A. 発声のときのフォームをシミュレーションするのに、口角や軟口蓋が上がり、喉頭や舌根が下がり、リラックスしていることを、わからせるのに、あくびの状態で確認するわけです。 ヴォイトレになると、特にこの3条件に厳しくなっている傾向があります。 相…
A. そんなヴォーカルを見たことありますか。いつも疑問を持った時、まずは常識で考えてみるところからスタートしてください。そして、その指示やメニュがどういう目的とプロセスなのかをできるだけ把握してみてください。もちろん最初わからなくて、いわれ…
A. そういう人が多いのは、リズムの問題もありますが、日本語よりも強弱アクセントの言語の方が、息も使いやすく、声量も声域も加工しやすいからです。表情筋も腹式呼吸も全身もおのずと使われるからです。 日本人なのにおかしなことですが、日本語での歌唱…
A. 日本語の発音の場合、大雑把にいうと、アを中心として、口を横に開くとエ、その延長上にいがあり、丸く開くとオ、その延長上にウがあります。アは、出しやすいと思われているので、ア、マ、ナ、ラなどが発声練習でもよく使われています。本当のところは…
A. ノイズは悪いことだと捉えるなら、できるだけ、そうした息音が聞こえないように歌うことです。アナウンサーなどでは、マイクに対して吹くとやり直しになります。この違いは、ライブレコーディングで最も大きいです。あるいは舞台と映像での役者のセリフ…
A. これは喉に力が入っているとか、喉の奥の空間が狭くなっていることを意味しています。喉を詰めて歌っているぞということでしょう。喉に部分的に力を入れないというようなアドバイスだと思ってください。 実際に声を出すときには、喉頭の中の声帯はくっつ…
A. それが、初めてからしばらくの間でしたら、全く気にする必要はありません。よくあることだからです。どういうときに鳴るのかを知っておくとよいと思います。普通は、慣れてくるとおさまってきます。お腹が減っている時には、鳴りやすいです。そうでない…
A. 自分で思うようにするのがよいと思います。個人差もあるし、日々の体調の変化もあるし、歌うときの時間や場所など、いろんな条件があるから、一概にいえないからです。 一般的には、運動する前と同じように考えるといいと思います。お腹いっぱいはでは無…
A. 読んでいても、おかしいと思うような、指示をいちいち真に受けていくというのは、現実での人生体験や勉強不足だと思うんです。どういう人、どういう本に出会うかというのは、あなたのこれまでの生き方のトータルでの結果です。 その人がいいとかその方法…
A. 喉によくなく、発声上もよい声とはいえません。よい声でないからこそ、感情が伝わるわけです。ですから声優や役者、芸人などに問われる声というのは、トレーニングの理想ではなく、その延長上にあると、応用だと分けておく必要があります。 歌い手でもミ…
A. 過度な胸式に頼る呼吸は、非常時のものであって、走ってきて慌ててセリフをいうならよいのですが、それは、歌にはよくありません。このケースでよいというのは、演技、しぐさ上の事であって、発声にはよくないのです。しかし発声によくないことが、現実…
A. 胸式呼吸自体はどんな呼吸の時も働きます。それは、身体全部を使って呼吸をしていない、腹式呼吸というのですが、その時に、胸や肩などが上下したりする、となると、喉頭の位置の安定に影響してしまうからです。 つまり、喉頭を下げて歌うという声楽の教…
A. 呼吸の問題は、胸式呼吸と腹式呼吸に分けて教えられることが多いのですが、腹式呼吸を理解し、練習をしてきたという人でも、それは程度の問題であって、ほとんどの人がうまく扱えてないのが現状です。 それでも、大して呼吸を使わない歌の場合なら対処で…
A. 発声時、お腹が維持される、引っ込む、やや膨らむ、この点について、さまざまな指導とその違いがあります。 ジャンルや目的にもよりますが、指導法として、いろいろと違う教え方があると考えた方がよいでしょう。トレーニングにおいては習得を目的としま…
A. 声を出すときにお腹が引っ込むのは、必ずしもダメとはいえません。ただお腹を引っ込めて、その勢いで声を出そうとすると、呼気が無理に出て、声も無理に出ます。ゆっくりした動きで呼吸法を学ぶのはよいのですが、声を出すときは、お腹よりは呼気の流れ…
A. 最近、腹式呼吸のことを横隔膜呼吸と呼ぶ人もいます。腹式というイメージが、誤解されることを恐れてだと思いますが、かえってややこしくなっている場合もあります。体の外から横隔膜は触れられません。膜といいますが、これは筋肉です。へそまわりあた…
A. これもイメージの問題で、喉で声を出すのですが、「喉で声を出せ」というトレーナーはいないでしょう。なぜなら、そんなこといわれなくても、喉で声を出しているからです。大切なのは、声は呼吸でコントロールするものということです。どんな声でもよい…
A. それは身体全体を使って呼吸をしていないからと捉えてください。胸式呼吸といわれます。お腹に空気は入らず、肺に入った空気が、充分に入ると横隔膜を下げ、内臓が押されて、おなかまわりがふくらみます。空気がそこに入っているわけではありません。イ…
A. 歌唱表現が素晴らしいときには、発声法は正しくなっているとはいえます。しかし、発声法が正しいからといって、歌唱表現が最も素晴らしいとは限りません。最も素晴らしい歌唱表現が、発声法をゆがめていることはよくあります。 アスリートのファインプレ…
A. 声帯を使って声を出すと、疲れるというので、あまりよくない状態のときには、声にせず、ささやくような声での練習もよく行われています。しかし、こういう時も声帯は働いているので、人によってはさらに疲れさせてしまう場合もあります。ハスキーヴォイ…
A. その前に言いやすい言葉をいってみてください。日常会話でも、ああ、とか、ええとか、間投詞をおきますね。電話なら、もしもしとかえーとなどです。いきなり出すと、力が入ってしまうからです。
A.いわゆる鼻声になっているということだと思います。この辺は音色の判断によって、よい頭悪いを簡単に分けるのは難しいところです。人によっても違います。日本の民謡、演歌や歌謡曲などは、鼻濁音をよしとするので、結構、鼻にかかっているのをよい声とす…
A. 声という漠然としたものに、方向や距離を与えて、イメージを持っていきやすくするわけです。 ですから、そこが共鳴しているというよりは、そういう方向に声をコントロールしてみると捉えてください。そのトレーナーが、そのように教えられたり、そのよう…
A. 頭のてっぺんとか上に響かせてとかいうような指導がなされます。 これらは指導上のイメージの言語なので、自分に当てはまらない場合は、それなりにイメージを変えて、みるとよいでしょう。眉間に集めるとか鼻腔に集めるというように身近に持ってきてもよ…