A.なにごとも習慣にしてしまえば、辛いことでも楽々できるようになってきます。ここでは、6つの習慣を説明します。
「練習する習慣」なによりも大切なことは練習をすることです。練習なくして上達はありえません。日々こつこつとメニュをこなしていきましょう。またそのためにもメニュ作りは大切です。ただ思いつきで練習するのではなく、メニュにそって目的をもって練習していくことで、効率的に練習できます。まずは1週間のメニュを作ってみましょう。そしてできたこと、できなかったこと、上達したこと、しなかったことを把握して、また次の週のメニュに活かしていきます。
「モチベーションを維持する習慣」モチベーションも大切なことです。「練習の習慣」を持続させるためにも、モチベーションが下がらないように、また下がっても盛り返せるようにしていくことが大事です。モチベーションさえあれば、練習をし続けていくことができます。気持ち的には日々前向きに建設的に、練習においても、できなかったことではなく、できたことに焦点を当てて、明るく進んでいくことが大事です。気持ちの問題でもありますが、そうしようと思って行動していけば、徐々にモチベーションの高い状態を維持できるようになってくるはずです。
「体調管理の習慣」モチベーションによって気持ちを充実させながらも、健康でいることも大事です。そして単に健康のための健康ではなく、常に健康な状態で生活することで、常によい状態で練習することができるのです。よい状態で練習できれば、必ず上達していきます。逆にいつも不健康であれば、あまり上達は見込めないでしょう。また健康管理の習慣が身につけば、本番を行なう際の調整にも役立つはずです。
「本番を行なう習慣」練習やトレーニングだけではなく、同時に人前で歌うという本番を経験していくことが大事です。練習を重ねてうまくなってから本番に臨みたいという気持ちはわかりますが、練習だけではなく本番も行なっていくことで上達のスピードはアップします。ですから練習と本番をうまく組み合わせていくことが必要です。
「音楽を聴く習慣」歌う練習だけではなく、聴くことも重要です。多種多様な歌・音楽を聞き込んでいきましょう。聞き込むことでそうした音楽が自分の体に染み込んでいきます。そして実際に自分が歌うときに、そうした染み込んだ音楽が自然と出てくるのです。ですから自分が好きな音楽だけではなく、嫌いなジャンルや一度も聞いたことのない曲も聞いておいたほうがよいのです。体の中に音楽の貯金をしていきましょう
「読書の習慣」また心を豊かにしていくことはとても大事なことです。読書を通して想像力、理解力、また感動できる感性が磨かれます。こうした能力を磨いておくことで、歌の歌詞への理解も深まり、表現力もアップしてくるはずです。