Ａ．歌うとき手や身体を動かしてはいけない、わけではないです。ただ手や身体を動かしてないと歌ってて苦しくなるひとは問題があります。呼吸の力が弱いか、間違ってるか、どっちかです。横隔膜に杭を打つような圧力が感じられてないかもしれません。あるいは歌っていると腰がひっぱられる、おなかあるいは背中がどんどんふくらんでゆくような感覚、これらのいずれをももってないひとは、呼吸を見直してみてください。ただし、横隔膜を低い位置に保とうとしたり、堅くしたりしてもだめだし、また、手を動かさないことによって呼吸を改善しようとしても失敗すると思います。体の意識は、常に体から遠い場所を意識するようにしましょう。そうすることによって、必要な力のみを働かせることができるようになります。支える感覚は、足の下より更に下に重心を感じること。頭の上よりも更に上に空間を感じてよいポジションを通るフォームを整えることを意識していると、自然と落ち着いた姿勢、必要な所作のみを行おうとする体のフォームになります。(♭∀)
