発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.人種による声の優劣はありますか。

A.日本人は欧米人のように、ホリが深くないから、同じような声の共鳴に難しいなどといわれていたことがあります。しかし、アジア、アフリカからもすばらしいオペラ歌手が誕生しています。

言語は、そこで生まれて育ったら、人種、民族問わずに、誰でもネイティブになっているわけです。声量、息の強さや肺活量についても、先の美空ひばりさんが152センチの小柄であったことをとっても(従って肺活量も男性より少ないと思われる)、あまり関係ないと思ってもよいでしょう。声も同じでしょう。後天的な要素の方が大きいために、努力しだいともいえるのです。(♭ф)