2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧
A.「声はもちろん、頭に響かせる」・・・?「いや、やはり胸でしょう」・・・「いえいえ、からだ全体が良いのでは、」・・・? ここで、重要なことを忘れている人が多いようです。私も、勉強を始めたころは誤解していたのですが、声は、からだのどこに響か…
A.元々自分が歌っている時に聞こえる声は、それを聞く人には同じようには聞こえないものと考えた方が良いです。自分には良く聞こえている声が、実際聴衆にはあまり良い印象を与えないことがあり、また逆に自分には良く聞こえていなくても(声が身体から離れ…
A.声がある程度でき上がるまでには、個人差はありますが、調子のいい日と悪い日に差があると思います。声が出来上がっても勿論それはあります。調子を保つという意味でも、早い上達を促すと言う意味でも、トレーニングは一つのものに固執すると良くないと…
A.ヴォイストレーニングを筋肉トレーニングと思い込む生徒さんがいます。実際に、私もレッスンの中で、「これは筋トレと思って練習してください」ということもあるので、それが勢い余って、すべてが筋トレだと思い込んでしまう生徒さんがいても、不思議で…
A.私が低音域を発声する際の感覚ですので、参考にしてください。低音域は、喉で固めて出してしまうととても危険で、高音域の可能性が無くなってしまうのと、そのうち低音で声がかすれてくる危険性もあります。低音は立派な声を出そうと構えれば構えるほど…
A.私は水は小刻みに飲みながら練習したほうがいいと思います。スポーツ選手も、昔は練習中に水を飲まないように指導されていましたが、スポーツ科学が発達した今は逆にどんどん飲むような指導がなされています。水を飲まないで喉がカラカラな状態というの…
A.「声は喉で出すのではない、頭で出すもの」この言葉は、私が留学時代にある方から言われたとても印象に残っていることばです。頭部の響きで歌う、と言う意味ではありません。考えることの大切さ、と言う意味です。練習をただもくもくと声を出しておこなう…
A.体に対する感覚は、前の方だけにしか注意がいかないようになりがちです。体は、目の届かない場所ほど重要だと思ったほうがいいかもしれません。腹筋だけを考えるのではなくて、背中、後頭部、お尻、など、上手く使用すると発声の効果を上げる箇所がたく…
A.そのことと声がスムーズに出ないことはつながっています。つまり、正しいフォームで声を出すことが出来れば、ろれつが回らなかったりすることは一部の例外的な場合を除いて9割以上解決できるのです。息が通る道を間違えないことです。(♭∀)
A.基本的に、舌と口蓋の間を通っていけば、舌は余計な緊張もしないし、響きが上あごにきます。そこからイの母音にすると、顔面に点が生まれたような声が出ます。つまり、そこの点を目指して息を流すのではなく、点は作り出されるものなのです。常に息を流…
A.ヴォイストレーニングの延長線上に歌唱がありますから、発声のよさが歌の基本的なベースになります。さらに歌唱する上でのテクニックというものもたくさんあります。その一つが、例えば、休符です。その時に集中力を切ってしまう人がとても多く見受けら…
A.ヴォイストレーニングを受けなくても声の良い、という方がいらっしゃいますが、いろいろな方を見てきた経験によると、皆さんに共通することは、猫背ではないことです。ここには大きなヒントがあって、やはり首が前に突っ込んだり鎖骨の位置が下になった…
A.声が響き始めた時期は声を出すのがとても楽しくなる時期かもしれません。今まで感じなかった響きの感覚をいろいろな箇所で感じるということは一種の快感だとおもいます。ただ、その時に注意しなければならないことがあります。響く場所に声を押さえつけ…
A.母音を統一して、変えないで、といわれることがあるかもしれません。それは、母音によって空気の流れがかわったり息の深さが変わったりしないようにという意味です。それに対して母音の音色はすべてはっきり区別がつくものでなければなりません。アがオ…
A.「もっと声を支えて」とトレーナーからよく言われると思います。しかし、「支え」ということがどういうことかしっかり理解できている人はなかなか少ないような気がします。支えとは、空気を吐く際に無駄な息がたくさん出ていかないために(息漏れ声になら…
A.呼吸のトレーニングをたくさんすることは悪いこととはいいませんが、間違ったやり方でやってしまうと、声帯に大きな負担をかけてしまうことになります。声を出さないから喉に負担がかからない、というものでもありません。とくに、喉で呼吸の音を大きく…
A.最初から強い声、高い声を出しすぎないということがあげられます。準備運動やストレッチなしでいきなり100Mを全力で駆け抜けるようなものです。ハミングや一番出しやすい母音から始め、無理のない範囲までを重点的におこなうとよいでしょう。それで喉…
A.人間には想像力というものが備わっています。この「イメージする力」によってトレーニング効果をより高いものにすることの重要性は、スポーツのトレーニングにおいて最近特に頻繁に耳にします。ヴォイストレーニングにとってもこの要素は非常に重要である…
A.本番は緊張もありますし、練習通りに全てが上手く良くことはすくないかもしれません。本番のたびに落ち込むという人も沢山いると思います。これは多かれ少なかれプロになっても付きまとう問題です。ので、完璧に歌ってやろうと思わないほうがよいかもしれ…
A.高い音域の人は喉に負担がかかりやすいと思います。高音は余計な緊張があったまま出すと負担がかかりそうなのは誰でも用意に想像できると思います。また、低い声を無理に出すことも実は声にとってはとても危険なことです。低くて深い声を獲得したいと思う…
A.発声等はコツコツ続けていきましょう。時間のかかるものです。また、その中で表現のレッスンもしていきます。「表現」と「発声」は別のものと考えるのではなく、表裏一体であると考えて、練習していってください。しかし、オーディションが近いのであれば…
A.基本的には、フレーズを考えてブレスの位置を決めます。切れ目がなさそうなものは、長い音符の後に目立たないようにブレスしてください。「フレーズ」については、レッスンの中で追々やっていきたいと思います。(♯Б)
A.こちら側の都合だけではなく、しっかり相手とのコミュニケーションをとった上で、ていねいに伝えたいことを伝えていくという心構えが大事です。腹から声を出しつつも、明確に、ていねいにことばを発していくことが必要です。(♭∞)
A.問題ありません。お腹を意識して、息の流れも意識していきましょう。イタリア語の歌詞の読み練習をたくさんしておいてください。(セリフとして)その際も、息の流れを意識してやってみましょう。(♭∞)
A.感情を込めているときは、その歌の内容に、その世界に入ってしまうことです。内容に集中していくことが大事です。(♭∞)
A.息を吐いている最中は、しぜんにお腹はへこんでいきます。(意識的にへこませないように注意しましょう)(♭∞)
A.人によって違いますが、「u」の母音の訓練をやりましょう。日本語の浅い「ウ」ではなく、「u」です。「ウ」はどちらかというと、「イ」に近いですが、「u」は「o」に近いです。日本語の「ウ」は、喉がしまりやすいですが、「u」は逆に喉が開いてきます。…
A.自分の癖を自覚するということは大変困難です。それを受け入れるのにも時間がかかります。癖が全て悪いというわけではありませんが、声をだす邪魔になる癖はとるべきでしょう。(♭Σ)A.1日にレッスンで何人も来ると、それぞれの短所がよく見えるよう…
A.根本的には呼吸の問題に、音楽力、表現力、メンタルの力によるものです。まず、プロから徹底して学んでみて、比べてください。
A.必ずしも地声が必要なわけではありませんが、チェックができないようなら、一度いらしてください。