2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧
A.のべつまくなしにまくしたてて自己満足。そういう話し方は、聞き手に大変な労を強いることになる。聞き手は、多くのことをそそくさと聞いて、混乱したり、疲れたりしたいのではない。もちろん、優れた情報処理能力のある受け手は、そういう話からでも刺…
A.私はカラオケの普及活動を頼まれていたとき、「日本はアジアにカラオケとガキの声を広げている」と言われました。日本の“少年隊”をまねて、韓国に“消防隊”というのが出た頃です。日本のカラオケが進出すると、アジアの歌のレベルが落ちるなんて言われて…
A.若い女性のキャピキャピ声に対しては、 1.そういう声をわざと使っている人 2.使っているのに自覚のない人 3.嫌っている人 この3タイプがいます。 媚びているような、甘えているだけの声、これは大人のセクシーヴォイスとは、違います。大人として…
A.日本のアニメとともに、こういう幼さを狙った声も、海外に出ているのかと思うや、向こうの吹き替えではしっかりとなっていました。パフィーの声でのアメリカ進出の成功は、逆にそのあたりに秘訣があったのでしょう。(♭б)
A.音聾とは、tone deafeness、つまり音を聴くことに問題があるということで、音痴と同じように使われています。調子はずれ(out-of-tone singer)というよりは、音感が乏しく正確に歌えない(poor pitch singing(er)、inaccurate singing(er))ということ…
A.音を聴く力としての音感は、楽器などをやっていると比較的、磨かれます。音感があっていても、出した声ではずれることもあります。現に音楽家や指揮者の音痴もいます。つまり、音痴とは歌うときにはずれることをいうのであり、そうならないためには聴い…
A.そのほとんどは、日本の学校教育の生み出したものでしょう。音痴という思い込みで、実際は、歌うのに何の支障もないのです。これまで、自分のことを音痴だと思っていた方は、もう気にしないでください。今の小中学生は、身長が大きくなっている上に、大…
A.喉の脱力はよく耳にしますが、お腹の脱力は、ほとんど聞いたことがありません。お腹には、力を入れれば入れるほど、よい声が出るのでしょうか。何事も、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」、お腹もまた喉と同じで、脱力し過ぎていては役に立ちませんが、入れ…
A.ヴォイストレーニングを受けていると「力まない」「硬くしない」「脱力」などの言葉が飛び交うことがあります。私も力みやすいタイプなので散々苦労しました。今でも調子が悪いと力みやすくなります。全ての人に対応できるとは思いませんが、これまで多く…
A.選挙する上で各候補者や政党の話を聴くこと、知ることはとても重要だと考えていますが、選挙演説の声が、私にはダメなのです。 よく新宿駅前などで選挙カーの上でマイクで訴えているのですが、あんな場所で騒音の中演説されてもよく聞き取れません。近く…
A.日本人には、レッテルを貼らないとつきあえない人が多いようです。これでは子どもと同じです。 声を扱っていると、いかにこの二分する考えが無意味なことかがわかります。 「正しい声はどれか」「呼吸法は間違っていますか」といわれ、いつも困ってしま…
A.年齢をとることを楽しみにしていますか。嫌でしょう。日本では若い方が好まれるからです。それも、若いほどよいという価値観が、はびこっているからです。 欧米などでは子どもが、早く大人になりたく思い、若い女性でさえ、早く年齢を重ねたく思うのとは…
A.あなたにとって、大人の声とはどのようなイメージですか。誰の声をイメージしますか。中高年の声とは何か、いろいろと考えてみてください。 例)都会っぽい声、田舎っぽい声、若い声、老けた声、セクシーな声、成熟した声 成熟した声のイメージは、けっ…
A.歌にさしつかえるほどの音痴というのは、大脳の先天的音楽機能不全のことで、本当にほんの少数の人しかいません。あなたが仮に相当ひどい音痴といわれていても、たぶんこれにはあたらないはずです。自信をもち、慣れていってください。(♭ф)
A.「生理的欠陥によって、正しい音の認識と記憶ができないこと、また、その人の、俗には音楽的理解の乏しいことや、そのために正しい音階で歌えないことをいう。音聾」とあります。(広辞苑)つまり、音痴とは聴覚、音声障害(者)のことを示すのですが、…
A.ほとんどいないので心配ご無用です。話してみて、おかしくなければ大丈夫ということです。耳(や脳)が悪いとアクセント、イントネーションを正しく普通に話すことはとても難しいからです。聴く力と、それを声に出すことについてチェックしてみましょう…
A.話しにくいところは、あなたのやりやすいように変えてみるとよい。何が悪かったのだろうか。聞くに堪えなかった?それでは、何が悪かったのか。自分で考えて、思いつく限り、書き並べてみよう。次に10回、繰り返し読んでみて、11回目に録音し、チェック…
A.台本を一回見ただけで人に伝わるように表現できなくてはならない。毎回、何百回も練習している時間はない。何よりも大切なことは伝えることであって読むことではない。文章を棒読みしているだけでは誰にも伝わらない。効果を計算したり、感情を移入する…
A.話の上手下手は、単に話す内容だけではなく、伝える必要性を、話し手がどの程度、意識しているかに負うところが大きい。 たとえ小さな子どもでも、本当に心から話したいこと、訴えたいことは、うまく伝えることができる。親や先生の心を強く動かす。とこ…
A.イギリスなどの紳士とやらもそうらしいですが、他人と関わろうとしないのは、やや異常かもしれません。他人が信じられず“疑心暗鬼”では、フレンドリーな関係には、なれないでしょう。そのことが逆に危ないともいえます。男女関係なく声をかけ、それによっ…
A.まだまだ自分に自信がないからでしょう。一方で、自己主張、権利ばかりを騒ぎ立てている気もします。義務はどうしたのでしょう。いろんな考えや判断の人もいるのです。相手によって、対応も違うし、ケースバイケースです。 口を開くときは、愚痴でなく、…
A.まずは、世界のあいさつを原語で言ってみましょう。 例)グッドモーニング、ハロー グーテンモルゲン、ボンジュール、ボンジョルノ、ニイハオ(♭б)
A.部屋の乾燥も関係します。外との温度の変化が激しいと、冷たいものを飲み、のど全体をも冷やします。 アルコールを飲むと、のどの水分がなくなります。 体を柔軟にして運動したり、呼吸のトレーニングをして体を温め、少々発汗するくらいで歌に入るとよ…
A.カラオケも、もともと日本人のうまく出ない声をよくするために、つくられた日本人の知恵のつまった器械だからです。(♭ф)
A.ガイドメロディで、タイミング、音程などをみましょう。歌心や情感、こぶしやくずしは、邪魔、ソルフェ-ジュのように譜面通りです。大きな声やワイヤレスマイクは不利です。リズム感のよくない人はスローで、音符は長く、短い曲がよいでしょう。(♭ф)
A.私が子供の頃は、ルゴール液というものが、一般家庭にも常備薬として置かれていました。風邪などで喉が痛いときに、金属でできた長い棒状の器具の先に、脱脂綿を絡み付け、その脱脂綿にルゴール液を浸して、扁桃腺などの喉の入り口に塗り、殺菌消毒をする…
A.朝起きて、声を出すと、かなり声が出し難いことに、驚いたことがある人は、少なくないでしょう。はじめは、喉の調子が悪いのかと心配したこともあるかもしれません。しかし、ストレッチや呼吸練習など、いろいろとウォーミングアップをした後は、声が出や…
A.男子体操選手の筋肉は、男性ならば一度くらいは、必ずあこがれるものではないでしょうか。筋肉といえば、ボディビルダーの筋肉を思い浮かべますが、こちらは、それぞれの筋肉を大きく成長させるために、専用のマシンや運動方法を、いくつもおこなって、細…
A.人間づきあいというのはわずらわしいものです。でも皆、気をつかって悩み、こなしているのです。とはいえ、そういう捉え方は、すでにネガティブです。人間そんなに複雑なものではありません。どんな人も一皮むけば、感情のかたまりです。そことうまくや…
A.日本人は、思っていても押し黙る、気がついても声をかけない傾向が強いようです。でも、社内に小さなゴミが落ちていたら拾うし、人にも分け隔てなく親切にする、お互いの立場を尊重しあうことでは、すぐれていると思います。 海外などに行って、まわりか…