発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q3066.相手の表情をうかがいながら話しているのですが、そのことばかり気になってしまって伝えたいことが言えなくなってしまうことがあります。

A.人の表情を見ながら話すことはとても大切なことです。相手の気持ちを理解するうえで大切です。そして相手の表情に関係なく、こちらの都合で話してしまっては、伝えたいことも伝わらなくなってしまいます。こういったことを考えたうえで、しかし本当に伝えたいことがあるのなら、表情に関係なく踏み込んで伝えていくことも必要です。
体調が悪かったり、心境が悪かったりすれば、表情でわかります。相手のことを考えて、話していくことも大切でしょう。またこちらに敵意をもっていたり、初めから聞く気のない表情をされていたら、なかなか話しにくいと思いますが、勇気をもって伝えていくことも必要です。
どちらにしても、その場での雰囲気やシチュエーションに合わせて、コミュニケーションをとっていくことが大事です。