発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q3340.歌っているときに、姿勢は大切でしょうか。

A.よいアーティストは、外見的にも「かっこよく」みえるものです。それは、アーティストがもつカリスマ性やファッシヨンなどの話ではなく、‘フォーム’のことです。まず、しっかり下半身で立つということです。意外とこれができないがために声を出しづらくしている人が多くいます。30分のレッスンだったとしても、レッスンの最後のほうはひざがしっかり伸びていなかったり、片足を遊ばせて立っている人もいます。まずは、どっしりとした下半身の力で立つということを普段から心がけるようにしてください。
また、録音と同様に、録画をすると自分を客観的に見ることができます。形にこだわるのもよくないということはありますが、逆に形ができてうまくいくということは決して無いと思います。素晴らしいアーティストがどのようなフォームで歌っているのか、ステージをこなしているのか、ということを研究してみることはとても大切です。(♭∀)